bayfm78 GROOVE FROM K・WEST
「リゾナント ブルー」発売に伴うプロモーション週間ということで、今日は亀井絵里と道重さゆみがbayfmの「GROOVE FROM K・WEST」に出演。サテライト・スタジオから公開生放送ということで、このスタジオがある千葉県の流山おおたかの森SCでは、午前10時から整理券が配られていた。整理券の列に並んでいるのは割りと一般人っぽい人たちが多く、制服を着た女子高生が携帯電話で誰かに「さゆみんに会いに行くから~」と報告していた。番組開始は19時で入場整理が18時から、8時間も時間がある。
千葉県のこっちのほうには初めて来たのだが、このショッピング・センターがかなり充実していて、紀伊国屋書店でビジネス書を買ったりした。紀伊国屋のCDショップがあったのだが、「リゾナント ブルー」はここでも品切れしていた。オリコンのデイリー・チャートは2位から5位に落ちていたが、この日はほとんどのショップで在庫が切れていたのではないだろうか。LOFTのカード・コーナーで妹の誕生日が今週末なことを思い出し、確か昔好きだったスヌーピーのメロディー付きカードを買う。郵便局めざして駅の逆側に降りるが、ショッピング・センター以外は完全な田舎でさっぱり見当がつかない。道にいたご婦人に尋ねたところ、とても丁寧に教えてくれたばかりか、私たちも行くので一緒に行きましょうか、とまで言われた。さすがにそれは気まずいので自力で歩いていったのだが、途中でよく分からなくなった。そしたら、ちょうどスーパーマーケットに配達にきた郵便屋さんがいたので、局の場所を聞き、ふたたび歩き出した。少し迷った末に、やっと目的の郵便局が見えてきた。そしたら、先程のご婦人方がニコニコ笑いながら待っていた。オレが無事たどり着けたかどうか心配してくれていたのだ。「すいません。道、間違えちゃいました」「信号のところで曲がらなくちゃダメだったのよ」「ありがとうございます。無事たどり着けました」「運動、ご苦労さま」。こんな田舎ならではのほのぼのエピソードもありつつ、ショッピング・センターに戻る途中には自転車で曲がる時に「よっ」と掛け声を出しているおじいちゃんなど、かなり心が和んだ。道重さゆみがいなければこんな所へ来る理由も無かったし、そもそも道重さゆみに出会う以前のオレは、こういうことを感じ取る心の余裕を完全に失っていたのだ。
この時点で、まだ正午。お腹がすいてきたので、ショッピング・センター内で昼食をとることにする。色々な種類の店があったのだが、ここはやっぱりカレーだろうということで、「カレー市民 アルバ」なる店に入る。北陸で大人気の店らしく、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手も高校時代にここのカレーをよく食べていたらしい。じっくり煮込んだコクのあるカレーにキャベツが添えられているのだが、これらとご飯をかき混ぜて一緒にして食べる。量がちょっと足りないかなという気がしたが、なかなか美味しかった。ショッピング・センター内に映画館もあったのだが、あいにく観たいのはやっていなくて、東武線に乗ってこの辺りでは一番都会だという柏まで出ることにする。これが思った以上に発展していて驚いた。高島屋、そごう、ビックカメラ、タワーレコードなどがあり、これは地元民は都心まで出る必要がほとんど無いのだろうな、という気がした。新星堂にちょうど「リゾナント ブルー」が再入荷したところで、2枚しかなかった限定B盤を購入した。限定A盤の方も買おうと思っていたのだが、こちらは入荷無しで、あとは通常盤。色々見て歩いたが、いよいよやることが無くなり、流山おおたかの森に戻る。案の定、小腹が減ってきたので、駅前のコンビニでバランス食品みたいなのとキャラメル系のコーヒー飲料を買って軽食。この辺りで雨が降ってきた。
紀伊国屋書店を見ていると、浅羽道明の「昭和三十年代主義」という本が現在、オレが必要としているのに近いことが書かれていて、橋本治にも言及しているようだったので、購入した。以前、このブログの「宇部市と道重さゆみ」という文章で書いた懐かしさと正しさ、また、懐古趣味を超えて現在をリアルに生きるために必要な何か、ということについて、書かれているようだ。書店をこんなにもゆっくりと見たのは久しぶりだったし、これもこのラジオがあったからこそである。
18時から入場整理が始まった。最前から数列は椅子に座って観覧するようになっていたが、オレはその後の立ったまま見る3列目ぐらいに陣取ることができた。ところが、オレの真ん前が背が高くスケッチブックを持った亀井絵里のファンであり、これだけが気がかりだった。ナラヨシタカというイケメン兄貴風パーソナリティーとグラビア・アイドルらしき福田麻衣というアシスタントが登場した。番組開始前だが、早くも場内には「シャボン玉」や「Go Girl~恋のヴィクトリー~」などの娘。ナンバーがかかり、一部勢いのあるヲタの方々が掛け声をかけたりして盛り上がっていた。番組開始後、しばらくはリクエスト曲をかけたりコーナーがあったりと、なかなかゲスト・コーナーがこない。そして、番組開始20分ぐらいに、亀井絵里と道重さゆみが登場。
実は観覧前にはこのスタジオにはガラスの扉がかかっていて、てっきりこういう構造なのだと思っていたのだが、番組開始少し前にこれが開き、ガラス無しの状態で観覧できることが分かった。これまで一番間近で道重さゆみを見たのは、昨年7月31日のFM-FUJIサテライト・スタジオなのだが、あの時はガラス越しであり、しかも距離はほんの数センチであったものの後姿と横顔しか見ることができなかった。それを除くと、おそらくいちばん近い。髪を下ろして、半袖の私服っぽい服を着ていた。毎度毎度思うのだが、テレビなどで見るよりも顔が小さくて美しい。しかも、今日はテレビや写真などでよくやるあごに両手をあてるポーズを何度もやり、これが生で見られたことに深く感動した。古くからの女性アイドルの典型的なポーズだが、今日、これをやり切ってしまうアイドルというのも実は少ないのではないだろうか。場内は「えり」「さゆ」コールで大熱狂。前の人がスケッチブックを掲げると、それがオレの視界を遮り、道重さゆみの顔が見えたり見えなかったりする。1秒でも長く見ていたいというのに。
bayfmが現在、キャンペーンを行っていて、今週のテーマが「出会い」ということで、早速ゲストの二人にも音楽との出会いについての質問が出た。まずは初めて買ったCD。亀井絵里は安室奈美恵のアルバムで、歌詞カードが多いのが印象的だったと言っていた。道重さゆみの答は、「ドラえもんのABCのうた」。この時点で笑いが起きていたのだが、さらにドラえもんとのび太くんの真似をしながら、内容を説明していた。しかも、場内にもドラえもんの歌が流れるという演出つき。初めて行ったコンサートは、亀井絵里がSPEED、道重さゆみは加入が決まってから勉強のために観たモーニング娘。と答えていた。
6期メンバーとしてのお互いの出会いについても言及されたが、ここで道重さゆみは何かを言いかけてやめる。会場から「えーーー?!」という声、さらに亀井絵里も「言って、言って」と言ってきたので、結局言ったのは、「まさかこんなに絵里がアホとは思いませんでしたね」。会場からは歓声が上がり、今度は亀井絵里が反撃かと思いきや、「まさかこんなに(さゆが)しっかりしてるとは思いませんでしたね」と、素晴らしくイキの合ったところを見せていた。
また、「リゾナント ブルー」が大人っぽい曲ということで、理想の大人のイメージ、女性と男性についてそれぞれ質問されていた。亀井絵里の理想の大人の女性像は、料理の塩や砂糖の加減を勘でやってしまう人、また、理想の大人の男性像は遅刻をしない人と言っていた。ここで、道重さゆみが「もう、絵里が言う立場じゃないですからね」と苦言を呈す。どうやら、今日も45分ぐらい遅刻したらしい。計算されたかのような見事な流れであった。
道重さゆみの理想の大人の女性像は「前開きドレスが似合って、笑う時にハンカチで口をおさえる人」、また、理想の大人の男性像は「スーツをビシって着た人」と答えていた。場内の反応がいまひとつだったのだが、「スーツを普段着てるんですけど、土日はTシャツを着て汗かいてる人が...」と言って、歓声を呼んでいた。
「リゾナント ブルー」の曲がかかっている最中、道重さゆみの「ヘルミー!」の部分で会場のさゆヲタのみなさんが声を合わせていたのだが、道重さゆみ本人は見ていなかった。しかし、曲終わりでナラヨシタカがこの部分にふれ、「歌わなくていいから叫んでって言われました」と説明していた。会場から「ここでも叫んで」と声がかかると、すかさず、「ヘルミー!」。ファン心理をほんとうによく分かっている。曲中の無反応は、もしかするとこの場面のためにあえてだった可能性も高い。
出番自体は20分間ぐらいだったが、動く本物の道重さゆみが見られるという体験は至高なものであり、十分満足のいくものであった。
それにしても、ファンの歓声が凄まじく、「さゆ~」とか「かわいい~」とか声があがる度にそっちの方へ目線をやって、手を振ったり、「ありがとうございます」と言ったり、ほんとうに大変だなあと改めて思った。まさにプロである。

