笑撃!ワンフレーズのこととか。

放送数日前に急遽知ったTBSテレビ「笑撃!ワンフレーズ」なる番組への出演だが、すぐにこれに対応すべく自身のスケジュールを再構築し、かなりの順調さで放送開始に備えることができた。またしても、誰にも邪魔されずにテレビが見られる空間に速やかに移動完了。

この番組、実は以前にも何度か放送されていて、この度、晴れてレギュラー化となったらしい。全く存在を知らなかった。千原ジュニアと枡田絵理奈アナウンサーが司会で、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、ロバート、TKOといった人気お笑い芸人達が、「言われて嬉しい一言」や「怒りの一言」などをテーマにショートコントを披露。それを見て判定するご意見番の1人として、道重さゆみがキャスティングされていた。ご意見番は、他に高田純次、矢口真里、安田美沙子、写真家・篠山紀信のご子息だという篠山輝信。

篠山輝信はこの中では知名度こそ低いものの、唯一の若い男性ご意見番ということで、よくコメントを振られていた。他には恋愛ネタの部分で、やはり矢口真里、安田美沙子によく振られていたものの、道重さゆみはいろいろな理由でこの種類のトークには対応できないので、一切活躍できなかった。やはり、現在の女性バラエティータレントというのは恋愛トークが必須であり、このあたりは先日のメ~テレ「3ミニッツSHOW!」でも感じたところだ。もっともあちらは他に見せ場が多数あったのでトータル的にはよかったのだが、今回のこの番組に関しては、ほぼコメントも出せずに終わった。やはりショートコント部分が主体の番組であり、それに対してのコメント力というのはなかなか難しい部分ではある。司会の千原ジュニアも何度か道重さゆみに振ってはくれていて、それに対しては頑張ってコメントしていた方だと思う。他のご意見番にしても特に印象に残るコメントというのはたいして無く、道重さゆみ本人としてはおそらく葛藤したり反省したりしているとは思うが、現段階ではあれで精いっぱいだと思う。この役割というのは「ものまね王座決定戦」だとか「爆笑レッドカーペット」とかの審査員的な立場と一緒で、自分が主役ではなく、それでいながらいいコメントをしなくてはならないという、改めて難しいポジションだな、と思う訳だ。

女性バラエティータレントに恋愛トークが必須という問題についてだが、たとえば道重さゆみが頑張ってこれをやろうとすると、いろいろなものが崩壊することは間違いなく、何ひとついいことが無いと思われる。むしろ、このようなぶっちゃけトーク全盛であるからこそ、王子様だとか少女漫画のシチュエーションなどの昭和的感性の恋愛観を鬱陶しいぐらいに徹底し、ニッチ市場を狙うべきである。「3ミニッツSHOW!」での恋人の条件が「健康、ウソをゆわない、心がひろい、Tシャツが似合う」に対し、堀越のりが「健康が半分っていままでどんな恋愛してきたの?」「ウソをつかない男性はいない」「上手にウソをつける男性がいい」という発言、また、それに対する道重さゆみの否定といったところに活路があるように思える。と、何をそれっぽく語っているのか。

この番組、4月10日からレギュラー化するらしいのだが、今回の初回スペシャルでのご意見番がそのまま出演するのかは定かではない。もしこのままレギュラー出演するのだとすれば、あまり無理して頑張らず、自分の感性、タイミングで様子を窺い、チャンスが来たら食らいつくぐらいでちょうどいい。明石家さんまとの「ヤングタウン土曜日」においても、結構時間がかかった。親方問題とか鉛筆投げ事件とかの苦難を乗り越えて、現在がある訳である。

さて、話変わって、山口県宇部市のときわ公園の桜は今日現在で3分咲きとのこと。また、道重さゆみが「今夜もうさちゃんピース」話していた「山口宇部空港で売っているふぐの形をしたチョコレート」だが、「ふくチョコ」という商品であることが明らかになった。東京では日本橋にある「おいでませ山口館」(※4月5日までリニューアル準備のため休館中)でも購入可能なようである。

今日はKRY山口放送「山口発見!Tokyoツアー!Ⅲ」の放送日だが、残念ながら見ることができない。何とかして捕獲したいものだが。

|

おとなの学力検定SP 小学校教科書クイズ!!

今回も可愛くて面白くて最高だった。3時間の長丁場だったが、全編に渡って見せ場があったり、それ以外でも普通にアップで抜かれたり引きの画面ではしゃぐ様子が見られたり、実に充実していた。いや、贅沢きわまりない。

この番組の前回はお正月特番として1月3日に放送された。この時が道重さゆみの初出演だったのだが、まずモーニング娘。を離れて単体でバラエティー番組に出るということ自体が快挙だったので、出演を知っただけで大喜びしたものだ。その後、一緒に出演していた矢口真里や片岡鶴太郎のブログによって、どうやら道重さゆみが大活躍したらしいことを知る。期待と不安が入り交じった状態で、放送を見た。いくつか面白回答が番組にうまくハマったのだろうぐらいに思っていたのだが、蓋を開けてみればほぼ道重スペシャルといっていいほどのフィーチャー率の高さ。他にも人気タレントが多数出演していたのだが、圧倒的な印象を残したのは間違いなく道重さゆみだった。ただのおバカ解答ではなく、そこに独特の感覚が見られ、その日、オレは「さゆみは宇宙。」という記事を書いた。後日、テレビ神奈川の人気番組、「Saku Saku」において、オレとほば同年代と思われる白井ヴィンセントは、道重さゆみの解答を「小宇宙的」と表現した。

その後、道重さゆみの単体でのバラエティー番組出演が増えているが、この番組での活躍がいくらかはきっかけになっているのだろう。

あれから約2ヶ月半、またしても出演の運びとなった訳だが、今回は事前に大活躍したという情報も無く、予告編においても少ししか映っていなかったので、あまり目立たなかったのだろうと思った。それでも少しだけ映った場面から察するに、前回と比べ、緊張も取れて、より余裕を持って取り組めているように思えた。

今回はリレー形式で答えていくようなミニコーナーの比率が高くなっていた。これによって、出演者がより均等に映るようになったといえる。前回の放送は、オレのように道重さゆみが見たいだけの人間にとっては大満足なのだが、やはりMCのさじ加減によって映る人と映らない人との差が極端すぎるかな、という感じはした。前回にしてもバラエティー番組的にはかなり豪華なメンバーを揃えながらも、ほとんど発言がオンエアされない出演者もかなりいた。なので、まあこれは仕方がない。

まず最初の方の問題で書道に使う文鎮をおもりと答えたり、手押し車を手助けと答えたりして、司会のくりぃむしちゅー上田哲也に拾ってもらっていた。この辺りは、前回にも多数見られた「確かにそうだけども」という系の解答。他には、手を使って歌いながらやる遊びの題名を「おせんべいやけたかな」と答えた部分も拾われ、いい感じでスタート。前回は意外性から繰り出される破壊力が凄まじかったが、今回は余裕を持って、満を持して、という感じで確実に決めてくる。上田哲也も「こいつは面白いヤツ」というのが分かった上で振っていて、道重さゆみの反応、空気感もバラエティー番組的な空間に不思議なぐらいにハマっていた。これは道重さゆみがお笑い好きで普段からバラエティー番組をよく見ていることと、やはり「ヤングタウン土曜日」という最高の道場での経験が生きていると思われる。

前回は小宇宙的な不正解ばかりが目立ったが、今回は結構正解もしていた。童謡のイントロ当てでは、童謡だといっているのに、「水戸黄門」と答えたりしていたが、相手チームが正解できなかった「手のひらを太陽に」を当てたりしていた。そして、また正解した時の嬉しそうな様子だとか、問題に入る前の「頑張ります!」的なポーズや表情がどれもいちいち可愛い。本当にアナクロ的なアイドルポーズなんだが、これはちょっとでも照れとかがあったら不自然きわまりないものになる。道重さゆみは本当にこういう女の子でいたいと本気で思ってやっているから、このグルーヴ感が見ていて最高に気持ちいい。たまらん。分からない者は全然ダメなのだろうが、そんなものは放っておけばいい。「明日なき暴走」の頃のブルース・スプリングスティーン以来の疾走感を感じる。また、他のコーナーでは道重さゆみVSピエール瀧という真底たまらん対戦も見られ、いち早くボタン早押し&不正解で玉砕する様が勇ましかった。このボタン早押しは、山口県のバス車中でお姉ちゃんと鍛えた筋金入りである。

算数の面積を求める問題では、直感的に模範解答を導き出していたが、上田哲也がまたここをうまく拾ってくれて、意外と知的な部分もアピールできた。このような数学的な問題を効率よく解く場面は、「今夜もうさちゃんピース」の「クイズ!シゲサゴン」でもあったと思う。

道重さゆみのことばかり書いているが、番組ではオバマ米大統領に似ているということで突如最ブレイクを果たしたデンジャラスのノッチや昨年末のM-1グランプリ準優勝以来、飛ぶ鳥を落とす勢いのオードリーといった旬のお笑い芸人、知的アイドル枠とでもいうべき眞鍋かおりや福田萌、他にも羞恥心でお馴染の野久保直樹、カンニング竹山、アンガールズなど多くの出演者が比較的バランスよくフィーチャーされていた印象だ。矢口真里、道重さゆみと共に前回に続いてハロプロから出演していた岡田唯も、面白解答連発でかなり目立っていた。

そして、番組も残り1時間をとうに過ぎたあたり、CM前に「ハロプロ道重の危険な罠が上田を襲う」のテロップ。CM
またぎというのは、番組制作者がCM中にチャンネルを換えられるのを防ぐ為にやるものであり、ここに選ばれるというのは、バラエティーにおいてはある意味、勲章である。しかも、CM開けてもなかなかその場面が流れず、さらにもう1回CM挟むとか引っ張りまくり。魚の名前を答える問題で、道重さゆみが書いた「ホラ」という答に上田が突っ込む。いくつかのやり取りがあった後、道重さゆみがポツリと「ホラね」と言い、微妙な空気が流れて上田がスベったみたいになった。この時の道重さゆみのしてやったりという表情がたまらん。

という訳で、各界の人気タレント達と同じ画面の中に道重さゆみがいて、しかも普通に絡んだり目立ったりしている。数ヶ月前までの状況を考えるとこのことが不思議でならないのだが、かといって不自然な感じもない。今週は「ヤングタウン土曜日」のラジオ出演が無かったが、メ~テレの「3ミニッツSHOW!」が1時間にこのクイズ番組が3時間、しかも「今夜もうさちゃんピース」が打ち切りかどうか気を揉んだりして、この上に「ヤングタウン土曜日」まであったら本当に大変である。しかも、現場系ファンのみなさんにとっては、金曜日の松戸からコンサートツアーも始まっている訳で、充実していることこの上ないと思われる。来週、再来週は藤本美貴と久々の共演となるテレビ東京の「地球調査船アメディゾン」、来週末は山口県のローカル番組の放送がある。いかんともしがたい事情でこれ見る為に山口県までは行けないのだが。行ける日なら確実に行っているが。

道重さゆみというのはひとつの偉大なアートフォームである為、テレビにどれだけ出ているとか写真集が何冊発売されているとか人気がどれだけあるかということはほとんど重要ではない。しかし、道重さゆみを見たり聞いたりするチャンネルが多いというのはなんとも好ましい状況ではある。

|

さゆみは宇宙。

1月3日夜6時30分から放送された「小学生クイズSP」をやっと見終わった。収録直後から矢口真里や片岡鶴太郎のブログで道重さゆみの活躍ぶりが伝えられていたのと、コンビニで立ち読みしたテレビ雑誌の番組表に道重さゆみの名前を見つけた時の何ともいえない嬉しさから、かなり楽しみにしていた。というか、年末年始年始での最大の行事はこの番組を見ること、というぐらいの一大事であった。結果、番組の主役といってもいいぐらいの大活躍であり、間違いなく一番目立っていたのではないだろうか。司会のくりぃむしちゅー上田晋也も番組途中からは完全に道重さゆみをオチに使っていた。

番組は小学生向けの教材などから取ったクイズ問題を1年生から順番に段階的に出していくというもので、意外と難しい。先週の「ヤングタウン土曜日」において、明石家さんまに番組について聞かれた道重さゆみは、3年生ぐらいまでは最下位の方だったが、4年生の問題が得意なのでそこからどんどん成績を上げていった、という風に話した。実際には3年生を終えた時点で最下位であり、途中から仮面舞踏会のようなキラキラのメガネのようなものを付けられていた。というか、プリンセスワイワイか。ここから若干正解率を上げたものの、最終的に30人中29位だった。

何がすごかったかというと、ただ物を知らなくてバカな解答をするというのではなく、そこに道重さゆみ独特の突拍子もない世界観なり言語感覚が溢れているところなのだ。ファンの中には最近流行のおバカタレントとして消費されるのはどうなんだ、という否定的な見解もあることは想像がつく。最近、アイドルのファン同士が論争をしているような場所には近付く機会がめっきり無くなってしまったのでよく分からないのだが、ヤンタンを否定していたのと同系統の見方として、それがあるのは想像できる。しかし、オレにとっては道重さゆみとはまさしくこの番組で表現されたようなものであり、この路線を断固支持する。

たとえば「ヤングタウン土曜日」の「道重親方のコーナー」において、明石家さんまがふと口にした「真髄」という単語を番付に加えてしまうセンス。また、熱川バナナワニ園のワニがすごく可愛いと興奮して喋る様子。こういうのはオレの中には一切無いものであり、たとえばこういう部分にオレは道重さゆみの天才を見るのである。加入オーディション時につんく♂が言っていた「この娘そのものが作品やな」という言葉にも共通するものがある。

近所の子供や親戚の小さい子に色々なツッコミや質問をすると、時々子供ならではの自由で突拍子も無い答が返ってきて大笑いする。時として、それは計算された笑いがいくら頑張っても追い越せないレベルに達していることがある。音楽や小説や絵画といった芸術に対しても、我々はそういったものを求めているところがあると思う。オレにとってのそれが道重さゆみだったというだけのことなのだ。

寄性虫、手羽先、手ぬき、三角関係、カイヤ、90000000.....番組中で繰り出された数々の解答は、道重さゆみ世界へのパスワードのようでもある。全ては脳が感じる刺激なのだ。必要の無いものを削ぎ落とす技術を高め、快楽の宇宙に吸い込まれる。そして、無限に0を目指すのだ。

確かな物はいくつも無いという身も蓋もない結論を認めることは辛いことかもしれない。しかし、道重さゆみがいるじゃないか。それが生きる理由であっても構わない、と今ならば言える。

|

「ぷっ」すまの感想など。

ここでは主にラジオ番組のことばかり書いている気がするが、道重さゆみが出るテレビ番組も把握できる限りはちゃんと観ている。とはいえ、最近は毎週日曜お昼のテレビ東京、「ハロモニ@」ぐらいしかなかなか無いのが現状ではある。そんな最中、テレビ朝日の「「ぷっ」すま」に高橋愛と道重さゆみが出演するという噂を聞いたのが数週間前。この時点では雑誌のテレビ番組表やハロー!プロジェクトで正式に発表されていたわけでもなかったため、後で偽情報だった場合のふり幅で悔しい思いをしないために、あまり信用しないことにしていた。その後、情報が錯綜したが、結局は高橋愛、新垣里沙、道重さゆみ、ジュンジュンの4名が出演でFA。

当日は瑣末時に翻弄されてバタバタしていたのだが、やっとこさ開放され、セブンイレブンで食べる物などを買っていたのだ。「「ぷっ」すま」はテレビ朝日で遅い時間に放送されることは把握していたが、正確な放送時刻は覚えていなかった。一瞬嫌な予感がして、雑誌売り場のテレビ雑誌で確認すると、なんとあと3分程で始まる時刻だった。急いで買い物を済ませ、テレビが観られる秘密部屋へ慌てて移動。ここに設置してあるブラウン管テレビには録画機器は一切接続されていない。また、数年前に購入した自宅のHDDレコーダーだが、奥さんがBSなどの映画やアニメを撮りためるのにすっかり独占されていて、オレがハロプロ系の番組の録画に使えそうな雰囲気ではない。よって、何としてもリアルタイムで見なくてはならないのだ。

この番組は過去に何度か偶然に観たことはあるのだが、草薙剛とユースケ・サンタマリアが作り出すゆるい空気感は嫌いではない、という印象を持っていた。晴れた昼間の外ロケで進行のレギュラー陣がオープニングトークをし、本日のゲストであるモーニング娘。のメンバー4人を呼んだ。このロケでの道重さゆみは、ややぽてっとした感じの仕様になっていた。久しぶりに「モーニング娘。のセクシー担当」という自己紹介を聞いたが、現場はやや処理に困惑しているようだった。

モデルハウスのような物件の中でヒントを見つけ、それを頼りに現金が入った箱を見つけていく。中から現金ではなくヘビが出てきたら累積した金額はリセットされ、0になってしまう。2チームに分かれてこれをやり、最終的にゴールの中華料理店に先に着いた方が勝者で、獲得した現金分の料理が食べられるというのがルール。チーム分けは、草薙剛のチームに新垣里沙とジュンジュン、ユースケ・サンタマリアのチームに高橋愛と道重さゆみとなった。

モーニング娘。のテレビ出演といえば、思い出すのが「リゾナント ブルー」で出演した「音楽戦士MUSIC FIGHTER」である。キングコング、青木さやかのMC陣の進行がうまくハマったこともあるが、トーク部分はかなり面白く、中でも道重さゆみはダンゴムシの話やつんく♂に歌割りを要求するなど、爆笑をさらっていた。あそこで話された話題は、「今夜はうさちゃんピース」や「ヤングタウン土曜日」で話されたものも多く、数少ない外部番組の出演で持てる力を出し切ろうと、かなり計算していたと思われる。それが見事にハマったわけだ。

以前、偶然ファンサイトか掲示板で見たある道重さゆみファンの表現で、天才計算みんと天然みんの二面性というのがあった。「音楽戦士MUSIC FIGHTER」においてのトークは、計算によって番組コンセプトにきっちりとハマった面白いものになった。しかし、「「ぷっ」すま」のこの企画というのは、かなり性格が異なったものである。また、「音楽戦士MUSIC FIGHTER」はあくまでゲストが主役の歌&トーク番組であるのに対し、「「ぷっ」すま」はレギュラーの2人を含む全体で雰囲気を作っていく番組だ。ここで道重さゆみがどのように生きるのだろうと思った。正直言うと、動いたり話したりする道重さゆみの姿が見られるというそれだけでもう十分贅沢すぎるわけだが、できればより面白ければなおさらいいな、ということも考えるのである。

さすがに番組のコンセプトや立ち位置を理解し、「音楽戦士MUSIC FIGHTER」や「ハロモニ@」で見られる積極的に前へ出て行く姿勢は見せていなかった。この辺りの品の良さというか分かってしまい加減というのが、やはりオレはどうしようもなく好ましく思えるのだ、ということを再認識した。だから、もうそれが分かっただけでもこの番組はもう十分過ぎたのだ。しかし、その後、様々なポイントで道重さゆみのナチュラルな面白さが炸裂し、じんわりとオレを侵食し、幸せな気分を広げていった。

トイレになぜか執着したり、まずい菓子を食べさせられて吐きそうになっているユースケ・サンタマリアの口の近くにヒントが書かれた布を差し出したり、味付けのりのことを口づけのりと言ったり、ご飯に合うおかずといえばお醤油、ルパン3世のパートナーはコパンなど、具体的に挙げるとまだまだあるのだが、積極的に前のめりな場面に感情移入して盛り上がるだけではなく、こうやって何も頑張らない素の部分を大いに堪能するという楽しみ方も、道重さゆみにはあるのだ、ということを再認識し、本当にこの子を見ていられることは何て幸せなことなのだろうと思った。

これは以前にもどこかで書いたのだが、国語辞典で「かわいい」という単語を引くと、何種類かの意味が載っている。三省堂の大辞林第二版だと、「①深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちである。②愛らしい魅力をもっている。主に、若い女性や子供・小動物などに対して使う。③幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい。④殊勝なところがあって、愛すべきである。⑤かわいそうだ。いたわしい。ふびんだ。」という具合だ。オレにとって、道重さゆみとはこれらを総体的に体現する存在であり、その美を認識することによって神と邂逅することができるという、芸術本来の意味を持っている。一般的な芸能人、歌手という概念から考えればマイナスと思える部分すら、このかわいいという概念を完全なものにする為、あえて欠けているように思える。このような対象にはそう簡単に巡りあえるものではなく、それゆえに、この偶然を喜ばしく思うのだ。


|

「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」道重さゆみトーク部分書き起こし

ナレーション「当時11歳の亀井は根暗な性格で、ほとんど外に出ることがなかったという。その上をいくのが道重で、小学校時代は無口な少女で、いつもひとりぼっち。そんな道重の話を毎日のように聞き、唯一、心を癒してくれる相手がいた。その相手とは...」
道重「ダンゴムシです」
西野「風の谷のナウシカみたいな...。ダンゴムシが?」
道重「あんまり人間の友達が少なかったんで...。だから、ダンゴムシがお友達でした」
西野「辛すぎる話やないか、それ、お前」

西野「なっちのファンやったんですか、当時は?」
新垣「はい。コンサートとかにも行ったことがあって、で、その時、安倍さんのウチワを買って、こう応援して...」
西野「あ、へええええ。そうやってこう振ってた人が今、モーニング娘。にいるんだ」
新垣「そうなんですよ」
梶原「すごいね、それ」
新垣「だからもうモーニング娘。って、もうほんとになんかキラッキラしてて、衣装でいつもいますみたいな感じだと思ってたから、最初に会った時に、こうジャージでのレッスンとか、『ジャージ?モーニング娘。が...』みたいな...」
西野「なっちのジャージなんかもう考えられへんかったわけだ」
新垣「はい」
梶原「そうか、そうか」
新垣「あと、隣で普通に隣でお弁当食べてることとか、人間がする普通のことが、もうありえなかったんです」
西野「なるほど、なるほど、なるほど」
青木「もうスターだからね」
道重「みんなお腹痛くなったりとかするんだ、と思って...」
梶原「いや、するよ。なっち、めちゃめちゃウ○コしてるよ、そら」
新垣「そういうこといいです、そういうこと」

西野「亀井ちゃんは出不精と...」
亀井「そうなんですね」
西野「当時?」
亀井「今もなんですけど」
西野「あ、今もかいな。何してるの?家で」
亀井「家では...ソファーの上で寝転がったり、ホットカーペットのとこに、あの、お布団を敷いて、温めて、そこに入ったり...」
西野「嬉しそうにしゃべるなあ」
亀井「...とか、あとは作んないけど、なんかお菓子の本を見ていたりとか...」
西野「作りいや、もう、家におるんやから」
亀井「なんかそういう...日々」
青木「外は行かないの?」
西野「ねえ」
青木「遊びにいったりとか」
亀井「あ、ゴミ捨てとかには」
西野「でもほんとに...あの、カラオケ行ったりとかもないの?」
亀井「いや、カラオケ行くんですけど、あの、よくさゆとカラオケ行くんですけど...」
道重「ほんとに、とりあえず嫌なんです。なんか、集合時間に確実に30分は遅れるんですよ」
西野「えええええ?ほんま?」
梶原「なんで?」
亀井「ほんとですね」
西野「はははははは」
道重「最近は、さゆみ、もう1時から遊びたいなと思ったら、『12時半待ち合わせね』って言って...」
西野「なるほど、なるほど」
道重「で、お互い1時に...ちょうどいいんです」
亀井「はい。だからすごい...相性がいいんですよね」
西野「いや、よくないよ。合わしてもらってるだけやん」

西野「で、道重ちゃんも出不精やったんでしょ?」
道重「そうですね。昔はですね...」
西野「昔はっていうと...」
道重「小学校はほんとに友達が少なくて...」
西野「だって、学校、たとえば授業が終わってからみんなでそのまま流れで遊びに行こうかとかならへんかった?」
道重「ないです、ないです。ほんとに、学校行きしにダンゴムシを拾ってって、こう...」
梶原「え?」
西野「行きしにダンゴムシ拾うの?」
道重「そうなんですよ。で、一緒に遊ぶんです」
梶原「なに?」
道重「引き出しの中で、こうなんか、すべり台とかも紙で作ってあげて、一緒に転がって遊んだりとかして...」
梶原「ずーっと丸いで」
西野「丸いやつやろ。ダンゴムシいじられてる間、ずっと丸やで、あれ」
梶原「そら、すべり台、コロコロ~転がってくぐらいの丸やったやろ?」
道重「すごい滑りがよくて」
西野「そらそうや。丸いから」
梶原「ダンゴムシしか話しかけてくれへんかったんや」
道重「はい」
西野「え?ちょっと待って。ダンゴムシは話しかけてきてないでしょ?」
梶原「話しかけてきてくれるよな?」
道重「一緒に遊んでます。すべり台が特に...主に」
西野「いやいやいやいや、主にいうか...向こうからの発信はないでしょ?ダンゴムシサイドの」
道重「心の会話はしてます」
西野「ダンゴムシと一番盛り上がった会話っていうのは?」
道重「すべり台楽しいねっていう...」
西野「ははははは(手を叩いて爆笑)」

西野「友達できたんはいつ?」
道重「中学校の時に、すごい親友というものを見つけて、ほんと、人間の」
西野「人間の...」
道重「その友達がすごい明るい子だったんで、周りにいっぱい人がいて、もうなんか自然にさゆみも...」
西野「あ、その...人づたいに、こう」
道重「はい」
西野「しゃべれた?」
道重「案外、ペラペラしゃべれるんですよね」
梶原「いけた?」

青木「あの、道重さんにちょっと聞きたいんですけど」
道重「はい」
青木「さっきVTR見てる最中に、ずっと私のこと見てたんですけど...」
道重「結婚おめでとうございます」
青木「あ、ありがとうございます」
道重「良かったですね。安心しました」
青木「安心した?ありがとうございます」

西野「メンバーとはもう、うまくいってるんだ、道重ちゃんは」
道重「ああ、割と」
西野「ぶっちゃけ、苦手な人いる?」
道重「久住さんです」
西野「あれ?」
久住「えー、嫌だー嫌だー」
道重「小春ちゃんなんですけど、教育係だったんですよ、さゆみ、当時」
西野「久住ちゃんの教育係が、ということね」
道重「はい、以前...もう嫌で辞めたんですけど。小春ちゃんが酷かったんで...」
西野「どう酷かったの?」
梶原「何がどう酷かったの?」
田中「たとえば、まず歩き方から教えたんですよ、みんなで」
西野「歩き方悪かったの?」
??「手と足、一緒に出ちゃうんですよ」
西野「右手右足?そんなとこから教育していかなあかんぐらいのレベルやったの?」
田中「そうなんです。食べる時にちゃんと口を閉めて食べなさいっていう。クチャクチャいわずにちゃんと...」
西野「あ、クチャクチャ鳴らしちゃうんだ」
田中「そうそう」
亀井「なんか、お皿の方に顔持ってっちゃう感じ」
田中「近いんですよ、こうやって」
西野「はああああ。で、歩いたら右手と右足一緒に出るし」
梶原「そら大変やな」
西野「ボロボロやんか」
道重「それがストレスになっちゃって」
西野「なるほど」
道重「すごい...その当時はほんとに、小春ちゃんが苦手でした」
西野「ストレス溜まって、それをどういう風に発散するわけ?」
道重「発散する場所がなかったんで、もう眉毛をめっちゃ抜いてました」
梶原「アイドルが絶対したらあかんことやで」
西野「なんで眉毛抜いたの?」
道重「どっかで表したくて、なんか、それだけ溜まってるんですっていうことを、小春ちゃんにも気付いてほしいし、自分でもこう眉毛がジャリジャリジャリっていったら、ちょっとは楽になれて...」
西野「あかんやん。先輩が眉毛減っていってんのに。それ気付かへんかった?」
久住「気付かなかったです」

西野「グループをまとめるのに、つんく♂さんから何か言われたことっていうのは、リーダー...」
高橋「はい」
西野「...ありますか?つんく♂さんから、もう愛ちゃん、頼むわいうて...」
高橋「え...?」
道重「あの、私...」
西野「おお、どうした?」
道重「つんく♂さんに、あの、伝えたいことがあるんですけど」
西野「おうおう、なんや?言うときや」
道重「ええと、今、つんく♂さんの話になったから言うんですけど...つんく♂さん、さゆみに歌割りをください!」
西野「なんでよ?」
梶原「確かにな、オレさっきPV見たけど、途中で『ヘルプ・ミー!』って言ってたもんな」
青木「もっと歌いたい?」
道重「そうなんです。なんか、叫びだったりとか、こうア~ンとかウ~ンとか...」
西野「立派なパートやんか、それ」
道重「さゆみは日本語が歌いたいんです!」
JJ「私のウンあげますか?」
西野「ジュンジュンの何あげるの?」
JJ「ウンだけ。交換しますか?」
西野「交換。どっちがいい?ウンとヘルプ・ミーやったら」
梶原「ヘルプ・ミーとウンやったらどっちよ?」
道重「ヘルプ・ミーです!」

西野「『リゾナント ブルー』っていうのは意味的にはどういう意味?」
メンバー「共鳴...」
梶原「めちゃめちゃええやん。そんな、ヘルプ・ミーなんか」
道重「はい。ありがとうございます」
梶原「要はあの...『LOVEマシーン』のLOVEマッシ~ン(というセリフ)みたいなもんじゃないの?」
青木「そうだねえ」
西野「そうやんか」
梶原「自信持ってええって、自分のヘルプ・ミーに」
道重「ほんとですか?」
梶原「ほんとや」
道重「今日、来てよかったです」
梶原「そうやろ」
西野「じゃあそんな道重ちゃんから、特にこの曲で注目してほしいポイントなんかあれば...」
道重「アイメイクです」
西野「アイメイク?」
道重「はい。みんな、こう濃いメイクを...今回、なんか今までとは違う、見たことのないようなモーニング娘。のかっこよさが見れると思うんですよ」
西野「曲の方でなんか...あの、注目してほしいポイント...」
道重「曲か...考えてなかったな。えっと...」
西野「それでは、スタジオライブで披露してもらいます。曲紹介の方をお願いします」
高橋「はい。それではご覧ください。モーニング娘。で」
全員「『リゾナント ブルー』!」

| | コメント (0)

「音楽戦士」の感想をとりあえず

事情があって現在、携帯からしか書き込めない。

4月18日深夜放送の「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」だが、予告を見てかなり期待したのだが、それを大きく上回る内容だった。

道重さゆみは鉄板のダンゴムシネタをはじめ、久住小春の教育係がストレスだった、亀井絵里の遅刻が酷い、青木さやかいじり、つんく♂に歌割り嘆願など、間違いなく一番目立っていて、笑いもとっていたが、これについてはまた改めて書く。

メンバー全員がとにかくなりふり構わず前に出ようという、そんな気迫が感じられた。毒舌っぽい内容もあったが、ギスギスした陰湿な印象は一切なく、見事に笑いに昇華されていた。これは、高橋愛リーダーが提唱する「アットホームなモーニング娘。」が実現し、グループとしての一体感があるからこそ可能となった状態であろう。

キングコング、青木さやかのいじりも実に素晴らしかった。また、メンバーの子供の頃のレア写真が見られたのも良かった。

深夜枠とはいえ、久々の地上波長時間トークというチャンスを十分すぎるぐらい生かしたのではないだろうか。業界人の間で「最近のモー娘。は実は面白い」という流れをつくれるといいと思う。

| | コメント (2)

サンテレビ ROQ Hit 9月10日放送分 

この番組のことはまったく知らなかったのだが、関西ローカルで道重さゆみと光井愛佳が出演していることから、おそらく8月2日のオーサカキング出演の日に録りためたもののひとつだろうと思った。映像を入手して見てみたところ、やはりあの日のさゆがピンクでみっつぃーが黄色の服装、髪型はさゆプロデュースのおそろいで、さゆ私物の髪飾りを付けているというもの。テレビ、ラジオ合わせて、あの日だけでかなりの番組に出演していたことになる。それにしても、オレが生で見た日のさゆがこうして多数の映像として残されているというのは、嬉しいものだ。

さゆとみっつぃーが出演している部分は約15分間。ラジオのスタジオのようなところでVTRを交えて話す2人をたっぷり見ることができる。こういうのは東京の番組ではなかなか無い。まずは最新シングル「女に幸あれ」について語る。話している内容は悲しい歌詞なのだが前向きな応援曲にもなっている、歌詞と曲のギャップにも注目してほしいといった他の番組でもさんざん語られたものなのだが、とにかくこの2人のアップがたくさんあるので、ファンにとってはたまらない。一部だけ流れるPVもさゆが映っている部分を選んでくれたり、無難ながらも的を得たナレーションも入り、きわめて良心的な番組づくりがされている。

続いては、この「女に幸あれ」にちなんで、「モーニング娘。おすすめ!聴いて幸あれな一曲」という企画。これは海で見つけた一般人に、最近「幸」があるかどうかというインタビューを行い、このVTRを見てさゆとみっつぃーが曲をプレゼントするというもの。まずは2人組の若い女性だが、仲良しグループの女の子が結婚したという幸があったと答える。これに対し、さゆみつの2人は「ハッピーサマーウェディング」をプレゼント。フリップに曲名を書く時に、さゆに「じゃあハッピーサマーって書くからウェディングって書いて、そっちに」と提案されたみっつぃーは、笑いながら「なんていう振り分け?」。ここでさゆが最初の文字のハを間違えてパと書いてしまい、「あ!『パッピーサマー』になった」。机を叩きながら「もー。しっかりぃ」と言うみっつぃー。結局間違えて書いてしまった○をハートにして誤魔化していた。

続いては幸せそうなカップルが登場し、「(不幸なことは)ないですね」「幸せです」などとおのろけ発言のオンパレード。VTRを見終わったさゆは、「さゆみ的には、別に幸せいっぱいなら、別に曲もあげなくていいと思うんですけどね。曲なしっていうかたちでもいいですか? それはなしですか?」と発言。みっつぃーも「自分たちで作って、みたいな」などと手厳しい意見を述べるが、結局ハッピー7の「幸せビーム!好き好きビーム!」を選曲していた。

次はこれまた若い女性2人組だが、同じ時期に彼氏ができたのだが片方だけ別れてしまい、「(幸が)ないです」と言う。これに対しては「悲しみトワイライト」を選曲。最後はマッチョな男性が登場するが、給料も下がる一方だし休みも無いし残業も多いし、全然、幸はないし今いちと発言。これを見たさゆは「もっと前向きになってほしい気持ちと、でも、逆にもっとどん底に落としたい気持ち」と言い、これを受けてみっつぃーは「えー。出たー、黒さゆみんさん」と突っ込みを入れる。さゆみんさんって、なんかいいな。前向きになれば絶対にもっとプラスになることがあると思うということで、「歩いてる」を選曲。このPVのさゆは本当に美しいな。

後半はオーディションについてのインタビューでスタート。やっぱりオーディションって緊張しますよねという質問に対して、さゆはオーディションを受けること自体が初めてだったのでよく分からなかったが、モーニング娘。に入りたいという気持ちはすごい強かったと話していた。また、メンバーについては、個性的、学校にいたら出会えない、こんな子いるんだ、と思い、すごいの一言だと話していた。モーニング娘。をずっとテレビで見ていたため、その中にいるというだけで誇りだと話していた。

最後は3コマ漫画のオチを考えるという企画。スイカ割りをして、スイカが割れたら中身はメロンだったというのと、お寿司屋さんで食事をしていて気がついたら頼んでいたのが全部ガリだったというのが、さゆが考えたオチ。みっつぃーはガリの意味自体を知らなかったようで、さゆは「話にならないね」と言い放っていた。その後でやさしく教えてあげていたが。どちらが良かったかをスタッフが判定するのだが、結果は引き分け。

コンサートツアーの告知とプレゼントのお知らせで番組は終了。さゆみつのトークの合間に娘。デビュー以来の代表的なPVがナレーション付きで随所に挿入されるという、なかなか面白い構成になっていた。

おやさゆみんノシ

| | コメント (3)