では、そろそろBUBKAのことでも。
数ヶ月前にもう狼を開くのはやめようと思ったのだ。
狼というのが何のことを言っているのか、ここを見てくださっているような方々には説明も不要かとは思うが、インターネット巨大掲示板、2ちゃんねるの雑談2というカテゴリーの中に存在しているモ娘(狼)板のことである。ここでは、モーニング娘。やBerryz工房、℃-uteなどといったハロー!プロジェクトのことやAKB48、アイドリング、Perfumeといったハロプロ以外のアイドル、はたまた芸能界やスポーツや日常のことなんかについて、住人たちが雑談したり煽ったり叩いたりネタの応酬をしたり、という混沌とした世界が繰り広げられているわけである。
オレはハロー!プロジェクトのメンバーのほとんどについて顔と名前が一致する前から、実はここを見て楽しんでいて、ここでの書き込みを読んでいるうちに、とっくに人気絶頂期を過ぎたモーニング娘。及びハロー!プロジェクトに興味を持った、というきわめて邪道な入り方をしている。
確かにマスコミでは得られない情報が手に入れられたり、ファンのみなさんがどのような思いでメンバーのことを見ているかなどを知る上で、実に有益なのだが、まあ雑談板なので、まったくどうでもいいことがほとんどであり、これはちょっと一時的にきっぱりやめてみようと思ったのだ。
2週間ぐらいまったく見ないで生活してもまったく支障がなかったので、これは大丈夫だと思い、安心して、また開いてもいいことにした。
大の大人が中学生の女の子のことを執拗に叩いていたり、自分が応援しているアイドルが酷い言葉で罵られたり絵文字で虐待されたりという人間のダークサイドを垣間見ることも実に多いわけだが、それも含めて、本当に必要なことを掴んでいければいいかな、というのが基本的なスタンス。
はい、やっと本題。そこで、ここ数日間、やはり避けて通れない話題が、やはり「BUBKA」の流出プリクラの件だ。「BUBKA」というのは、よくコンビニなんかで売っているアイドルだとか女子アナだとかのゴシップや怪しい写真を載っけて、人間の持つきわめて形而下的な欲求に訴えかけてくる類の雑誌。数ヶ月前に、これまたサラリーマンの形而下的欲望に訴える雑誌、「週刊現代」に掲載されたモーニング娘。の亀井絵里に関する記事の後追いのような内容が掲載され、それがファンの間で話題になっているということ。
オレは「週刊現代」はコンビニで立ち読みした程度であり、「BUBKA」に至っては誌面を見てすらいない。立ち読みしようとしたら、青い半透明のテープが貼ってあって、開くことができなかった。しかし、こんな糞みたいな雑誌には意地でもびた一文たりとも払う気はナッシング。とはいえ、ネットに画像や記事の内容は流れていて、さまざまな感情や思惑に駆られた人たちが、それぞれの理由で好き勝手に感想を言ったり改変による工作活動を行ったりしていた。雑誌が深夜のコンビニに並んで、そのわずか数十分後にはすでに。
記事の内容にどれほどの信憑性があるかはさっぱり分からない。完全なガセかもしれないし、まったくの真実かもしれない。その上で、この記事の内容について説明すると、数年前に亀井絵里と交際していたという一般人の男性が部屋の中で一緒に写っている写真を雑誌に売り、交際の内容についても取材に応じているというもの。写真そのものが別人だとか捏造だとか色々な意見があるのだが、この記事が出た理由も元彼氏を名乗る男の金欲しさ説や私怨説、何者かによるハロプロに対してのネガティブキャンペーン説など、さまざまである。特に「BUBKA」では、AKB48の連載も始まっているようで、このことから、同グループのプロデューサーを務める秋元康が関与しているのではないか、という意見すらある。
ファンの受け止め方はさまざまなようだが、掲示板の書き込みなどを見る限り、次のような意見が多いように思える。そもそもアイドルが恋愛禁止という価値観自体が古臭く、気持ち悪い。しかも年上の業界人に対する肉体接待や黒い交際ならいざ知らず、同年代の一般人が相手なのだから、爽やかで健全ではないか。しかも、すでに何年も前に別れている。したがって、ノーダメージ。一方で、アンチがファンを装ってネガティブな発言をしたり、ここぞとばかりに叩いている可能性が高いと思われるが、これはファンに対する裏切り行為であり、モーニング娘。及びハロー!プロジェクトに対するマイナスイメージを強めることであり、厳重な処分を求めるという声もある。これまでも、スキャンダルや噂が出るたびによくある流れには違いないのだが、今回はいつもよりも根が深いような印象も受ける。
さて、道重さゆみである。ここまで一度も名前を出してこなかったが、実は今回の件で、記事の題材である亀井絵里と同じぐらい叩かれている。「週刊現代」の記事では、亀井絵里の元恋人を名乗る男が、亀井絵里と道重さゆみが一緒に写った携帯ムービーを受け取ったり、亀井絵里と電話をしている最中に、道重さゆみに替わって話したことがある、などと証言していた。この時点でも、亀井絵里に恋人がいるのを知りながらそれを容認していた道重さゆみも同罪、という叩きがわずかながらあった。そして、今回の「BUBKA」では、記事の内容とは一切関係ない流れで、亀井絵里と道重さゆみのツーショットと思えるプライベートでのプリクラが多数掲載されている。また、亀井絵里が変顔をしている写真の隣で目線を入れられた女性が写っているのだが、これが黒髪ロングヘアーであることから、道重さゆみなのではないかという疑惑や、そもそも元恋人が亀井絵里の交際のきっかけになったと語っているお泊り会の現場に道重さゆみがいたのではないかという憶測や、元彼氏を名乗る男と亀井絵里らしき人物のキス写真を撮ったのが道重さゆみなのではないか、という推測などもある。
「BUBKA」の雑誌は4月30日の深夜にコンビニに並んだが、実は掲載されたプリクラの画像だけが、不気味にも数日早くネット上に流れていた。プライベートのプリクラなのだが、亀井絵里と道重さゆみがメディアでは見せないギャル風のメイクをしていること、道重さゆみはメディアに登場するときはしていない指輪をしていること、また、おそらく道重さゆみが描いたと思われる「アイドル アイドル キャバ嬢」「2005年もくっちゃいま~す」などの落書きの内容などを捉えて、特に道重さゆみを叩く書き込みが増えはじめた。道重さゆみには、以前から病的なまでに粘着質なアンチが存在し、つい数日前も真夜中に発狂を繰り返したあげく、さゆヲタ軍団に遊ばれて敗走していたのだが、今回は真性マジヲタの中にも、実はダメージを受けている者が相当数いるものと思われる。
道重さゆみが、特に「ヤングタウン土曜日」において、明石家さんまのシモネタにうまく返したりする度に、アンチの工作か夢見がちな純情マジヲタか判断がつきかねるような、「もう限界。ヲタやめる」発言というのはさんざん繰り返されてきた。オレは道重さゆみのトークを頑張ってタレントとして成長しようとする努力と葛藤を応援していたし、そもそもいい大人なので、さんまが言っている程度のシモネタを理解したとか意味を知っていたという程度で幻滅したりダメージを受けたりするほど、残念ながらピュアボーイではない。よって、常に擁護してきた。本人をダメにする盲目ヲタだとかさんざん批判されながらも、道重さゆみ本人は芯がしっかりしているから、それは信じているし、そうである以上、本人が楽しんでいればそれでオッケー、というスタンスをとってきたのだ。そして、メディアにおける道重さゆみは、どんどんオレが望むような進化を遂げ、トークがうけまくった「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」なんかは嬉しくて何度も何度も見たし、「ヤングタウン土曜日」において、親方やボールペン投げ事件などの苦難を経て、さんまに絶賛されるに至った放送を聴いて、本気で涙が出てきた。
先週の日曜日、「ヤングタウン土曜日」の書き起こしを終え、風呂に入った。仕事の電話がいつ入るか分からないので、深夜でも携帯電話を持って風呂に入る。あとは寝るだけというリラックスした感覚の中で、狼を開いた。そして、思いがけず、あのプリクラを目にした。
風呂からあがり、iPodで60分間スリープタイマーをセットして音楽を聴く。布団の中で、携帯電話からmixiの日記を更新しながら、寝る。mixiの日記は、昨年の3月ぐらいから海外旅行に行っていた期間と数日を除いては、几帳面に毎日更新していた。しかし、言葉が何も出てこない。こういうときは、映画「コミック雑誌なんかいらない」のラストシーンで、芸能リポーター役の内田裕也が言っていた「I can't speak fucking Japanese」をパクったりするのだが、それすらオレの感情をダイレクトに表すものではなかった。そして、やっとのことで、次のような文章を書いた。「臨界点に達したので、強制終了しました。結構楽しかったので、悔いはありません。いつかこうなることは、あらかじめ分かっていたのです。まあ、どうでもいいんだが」。さて、これは果たして何のことなのか?強制終了というのは、mixiなのか道重さゆみのことなのか、はたまた他の何かなのか。よく分からなかったのだが、そのときの感情をリアルに表現できたとは思った。そして、かわいらしい苺ちゃんのデザインだった背景を偽悪的な髑髏のデザインに変更し、それは狙いすぎな気がして、最終的に灰色を基調としたシンプルなものにした。そして、プロフィール写真に設定していた宇部線常盤駅の時刻表に「17~ラブハロ!道重さゆみDVD」のパッケージを置いた画像を削除した。さらに、自己紹介欄の全文を消去。そこには、このブログのURLをはじめ、「道重さゆみ」「~なの」「おやさゆみん」「ばいにゃん」「宇部」などの文字が含まれていた。そして、入っていた28個のコミュニティー(すべて、道重さゆみ関連)について、1つ1つ退会の操作を行った。それからmixiには1度もアクセスしていない。
火曜日の深夜は「今夜もうさちゃんピース」があったが、仕事場で進めたい案件があったため、帰宅しなかった。仮眠所で眠りにつこうとして、またしても狼を開いた。いつもの粘着基地外アンチが暴れていた。実は、このブログはコメントとかがほとんど付いていない割りに、ラジオ書き起こしがある日は結構な数のアクセスがあり、しかも、週を追うごとに増えてきている。よく分からない使命感のようなものもあるため、これは続けようと思った。しかし、こんな状態で、それ以外の文章は当分書けそうにないような気がした。
結局、睡眠2時間ぐらいの状態で、朝に帰宅し、ラジオ書き起こしの態勢に入った。いきなりの姉重エピソード。面白い。そして、この声もやっぱり好き。これからは面白いラジオのパーソナリティーとして、ただのお気に入りのタレントとして、フラットに客観的に応援していければ、まあいいのだろう。なんてことを考えたのだが、なんというか乗り越えてしまった。
シール集めが趣味、男の人と付き合ったことがない、というような発言をしているため、プリクラに写ったギャル風メイクや、今回の記事をめぐってのさまざまな憶測とのギャップ、これによって、キャラ作りや発言そのものがすべて嘘、ファンを騙している、ヲタは目を覚ませ、というのがアンチの論調であり、実際、このような過程を経てファンをやめ、中にはアンチに転じた者も少なからずいるのだろう。過去の発言との矛盾や、明石家さんまなどに対して、気に入られようとする発言などをつかまえて、狡猾で計算高い、女性が持つ嫌な部分が見えるという意見。これらを全部含めて、それでも道重さゆみは究極的に魅力的であり、代わりになれる存在などはない。これは決まっていることなので、仕方がない。
BUBKAの記事の真相とかは一切知らんし、正直どうでもいい。オレが目や耳や心や脳で知りえた情報によって生み出された像こそがすべてであり、そこに実態はない。しかし、オレはそれを感じ、心が愉快になったり、感動して涙が出たり、心配で胸がはち切れそうになったりするんだ。これだけが現実であり、真実。どうせやがていつかは終わるのだし、そのための準備は必要。だからといって、いまここでこれ以上、何が言える?どう言えるだろう。
間抜けな言葉で僕を取り囲む 得意気な薄ら笑いに腹が立つのさ
思い切り胃を蹴り上げたら 君はどんな顔をするのかと思う
(フリッパーズ・ギター「偶然のナイフ・エッジ・カレス」)

