写真集「蒼蒼」のことなど。
ついに今年3冊目の写真集「蒼蒼」が発売になり、早速近所の書店にて購入した。
今回の写真集の発売は全く予想していなかった。何せデビューから3年間でソロ写真集は1冊しか発売されていなく、同じ第6期メンバーの亀井絵里、田中れいなと比べても最も少なかったのが、今年1月に2冊目の「憧憬」が発売されたかと思ったら、6月には3冊目の「17~ラブハロ」、翌月には同タイトルの初ソロDVDまで発売されてしまった。さすがに今年はもうないだろうと思っていたのだ。
11月中旬に会社の研修で5日間ばかりラスベガスに行っていたのだが、帰国後に楽しみにしていたのはその間に放送された「今夜はうさちゃんピース」の亀井絵里、田中れいなをゲストに迎えての90分間拡大生放送SPや「ヤングタウン土曜日」を聴くことだった。現地でも我慢できずにiPodに入れた前週分の放送を聴いていたりはしたのだが。帰国して成田空港でバスを待つ間に5日ぶりに通信が可能となった携帯電話でこのブログをチェックしたのだが、さゆさゆさんからのコメントで写真集がもう1冊発売されることを知った。帰国早々、実に嬉しいニュースだった。
今年の7月13日で18歳になった道重さゆみだが、これまでのキュートでプリティーな路線からエロキャワ路線とでもいうべきキャクターへのシフトチェンジを何となく感じてはいた。「17~ラブハロ」では健康的なお色気の中にも大人の色香を感じさせる表情などもあり、今後どのような成長を見せていくのか楽しみにさせる部分があった。今回は「憧憬」と同じスタッフによるもので、続編的な意味合いの強い作品ということだったので、しっとりとした上品で大人っぽい作品を予想していた。
帰国後にモーニング娘。新曲「みかん」のプロモーションで出演したGyaOやアメーバスタジオの番組などを見たのだが、ワンピースを好んで着るようになったりエクステを付けて長い髪にしたりと、大人っぽい新しいイメージを獲得しようとしているように感じた。さらにGyaOの番組ではセクシー担当を宣言したり、ヤンタンの「リスナーを癒せません」のコーナーでは当初は戸惑いながらやっていたセクシー台詞にも楽しみながら挑んでいるような様子がうかがえるようになった。
12月12日水曜日に、ネットで初めて「蒼蒼」の表紙画像を見た。大人っぽい表情とポーズにハッとさせられた。そして、これがかなり良質な写真集になっていて、また、ファンの間で賛否両論を巻き起こすものになっているであろうという予感も覚えた。
13日の木曜日に、久しぶりに妻と出かけることにした。以前から約束していたのだが、池袋の西武百貨店イルムス館で開催されているポップアップ絵本の展覧会のようなものを見に行ったのだ。ついでにジュンク堂書店を見に行ったのだが、そこで、「蒼蒼」が並んでいるのを見た。発売日は2日後だったので、これは不意を突かれたような感じだった。一部の書店では早めに入荷するという話は聞いたことがあったのだが、この日はまったく予想していなかっただけに、ちょっと驚いた。妻が他の売り場を見に行っている間に、シールドされている本を手に取ってみた。この表紙だけでも実に美しく、レジでお金を払えばこれが所有できるのだと想像しただけで、かなりの興奮を覚えた。バレないように購入する隙は十分にあったのだが、実は昼食時に予定以上にお金を使ってしまっていて、その時点で現金をほとんど持っていなかった。銀行で現金を引き出し、また同じ書店へ引き返すのも怪訝に思われると思い、帰宅までの乗り換えに利用する新宿で購入しようと思った。しかし、新宿ルミネのブック・ファーストにはまだ入荷していなかった。帰宅して、掲示板などですでに入手したファンの方々の書き込みを読むにつれ、早く手に入れたいという思いは高まっていくのだった。
14日金曜日も仕事に行く途中で近所の書店に寄ってみたものの入荷していなく、発売日の15日土曜日にようやくつつじヶ丘のブックス書原で購入することができた。「憧憬」「17~ラブハロ!」を購入することで、アイドルの写真集を買うという行為に抵抗は少なくなっていたが、レジの店員が若い女性だったこともあり、結局買うまでに40分間ぐらい店内をうろうろした。昼ぐらいに帰宅したのだが、妻が14時30分ぐらいに仕事にでかけるまでおおっぴらに開封することもできず、前日放送の「ハロプロやねん!」を音楽を聴いているふりをしてヘッドフォンで聴いたりして時間を潰した。
1年半ほど前までは道重さゆみの顔と名前すら一致しなかったオレが、様々な偶然が重なることによって、ラジオを毎週聴いたり写真集やCDを買うようになっていった訳だが、ここからラジオの公開録音に行ったり山口県宇部市に旅をしてみようと思ったりブログを始めたりといった行動に加速していったきっかけのひとつとして、前作「17~ラブハロ!」の写真集があったことは間違いがない。この期に及んでアイドルにハマったり写真集を買ったりする行為をある部分ではネタとして楽しんでいたオレだが、「17~ラブハロ!」の写真集の中で、楽しそうに笑い、はしゃぐ道重さゆみの姿を見ていて、オレはかつて確実にそこにあったはずなのにいつしか失ってしまった様々な物事を否応なしに意識させられた。けしてこんなつもりはなかったのだ。そして、それらを取り戻す為の行動を開始したのである。それから数ヶ月、たいして大きなことを成し遂げた訳ではない。しかし、オレにとって本当に何が重要で何がそうではないのか、オレはどういったものを目指していくのか、その為には何を為すべきなのかというヴィジョンは明確になり、確実にそこに向かってはいる。
さて、「蒼蒼」である。ネット界隈ではきわどい水着やメイキングDVDの過激な部分など、予想しなかった方向でかなり盛り上がっているようだが、18歳になって初の写真集にふさわしい大人の表情が捉えられた、実に美しい作品だと思う。
発売日前日、いまだ入手できないもどかしさから4ページのグラビアが掲載された「FRIDAY」を、深夜のコンビニで買った。写真集への期待を高めるに十分な素晴らしいショットがいくつも掲載されていたのだが、この雑誌には当然他のアイドルなどのグラビアも掲載されている。オレにとって道重さゆみのグラビアが他のアイドルや女優のそれとまったく意味が異なるものであることをはっきりと認識した。オレがなぜいわゆるグラビア・アイドルやAV女優などに対して、まったく魅かれるものがないかというと、それは過剰なセクシュアリティーを前提とした媚態に対する嫌悪感なのだと思う。オレにとって道重さゆみとは、過剰なセクシュアリティーを強要されるストレスの強い日常において、オアシスとしてのイノセンスであり、瓦礫の中のダイヤモンドであり、暗闇の中の太陽なのである。またよく分からないことを言い始めているな。
この写真集に付属したメイキングDVDだが、山梨県と沖縄県で敢行された撮影の様子が時系列で収録されている。ヤンタンで、明石家さんまからいつも顔が違うと指摘されている道重さゆみだが、正直そんなでもないだろうと思っていた。しかし、これを見ると、日によってかなり変わっていることに気付かされる。そういえばリアルな女の子というのもそんなもので、恋愛初期などにおいては会う度にそんなことにドキドキしたり気にしたりとかをやっていたりしたものだなぁ、などと遠い目になってみたりもしてみた。このDVDに収録された道重さゆみはすべての瞬間において超絶的に美しいのだが、個人的に最も好きなのはプールのシーンでのものである。メイクも薄く、大人になりつつある中に幼い表情が残っているあたりが良いのだが、このシーンではカメラがかなり顔の近くにまで寄っている場面がある。当然、こんな至近距離から道重さゆみの美しい顔を見るという経験は現実的には不可能な訳で、本当にこんな素晴らしいものが見られていいのだろうかと、どうにかなってしまいそうな気分になる。
おそらく今後もこの写真集およびDVDは何度も見るだろうし、その度に新しい感想や思いが生まれることだろうとは思う。しかし、今現在の感動を何らかのかたちで残しておきたいと思い、とりあえずここまでの感想を書いてみた。オレが道重さゆみに魅かれる部分にはパーソナリティーによる部分が大きいと思っていたのだが、ビジュアル面においてもこんなにも好きなのだということが実感できた。「17~ラブハロ!」は写真集の帯コピーにもあったように、少女から大人へと変わる瞬間を捉えた素晴らしい記録だった訳だが、あれからわずか数ヶ月間しか経っていないというのに、またしても新たな進化を遂げる道重さゆみの現在形が思う存分堪能できるのが、この「蒼蒼」という作品である。この物言いはかつても何度もしたと思うのだが、道重さゆみと同時代を生きられるということはなんという幸福であろうか。そして、道重さゆみの美しさと正しさが持つ強度を基準として、オレはオレの戦いを戦う為の勇気と情熱を保持することができる。
Thank for being you.
できるだけ冷静に客観的に書こうと思ったのだが、結局はこうなってしまった訳で...。
おやさゆみんノシ

