NME May 2, 2009
カリフォルニア州で開催されたCOACHELLA FESTIVALでヘッドライナーを務めたTHE KULLERSが表紙。
【10 TRACKS】
久々のGOSSIPは新曲「HEAVY CROSS」を発表。ディスコ仕掛けのインディー・ポップは健在。
KASABIANはニュー・アルバムからの先行トラック「FIRE」を発表。ロック・バンドとしての深化を遂げながらも、中毒性の高いポップな新機軸。これは面白い。
EBONY BONESの「THE MUZIK」はポスト・パンクのエッジが効いた感じもありながらの無国籍カーニバル風味。
ノルウェーのポップ・クイーン、ANNIEのニュー・シングルは、RICHARD Xプロデュースの80sテイスト溢れるダンス・ポップ。ANNIE/ANTHONIO名義で、トラック名は「ANTHONIO/ANNIE」。レトロフューチャーな音響と哀愁のメロディーがナイスマッチ。
JARVIS COCKERはSTEVE ALVINIプロデュースのニュー・アルバムから、先行トラック「ANGELA」を発表。
【NEWS】
まずは表紙のTHE KILLERSから。この夏、数々の野外フェスティヴァルに出演するが、まずはCOACHELLA FESTIVALのヘッドライナーを務めた。それに関するBRANDON FLOWERSのインタヴューが載っているのだが、何やら怒っている。アメリカの音楽ファンの中には、THE KILLERSがヘッドライナーを務めることに否定的な人達も多いというのだ。BRANDON FLOWERSいわく、THE KILLERSは英国では受け入れられているが、アメリカではLED ZEPPELINやNIRVANAといったバンドに執着する音楽ファンが多くいということで、その保守性に対する苛立ちを吐露している。記事は3ページに及んでいる。
再結成したTHE SPECIALはライヴの写真がNME GALLERYとして掲載されている。
CSSのLOVEFOXXXはツアーに疲れ、現在は音楽制作から一時的に離れているようだ。前作「DONKEY」の失敗を反省したり、少し休養を取るということだが、CSSは2010年にニュー・アルバムを引っさげて帰ってくると話している。
READING AND LEEDS FESTIVALの出演アーティストが、THE BRONX、RIVAL SCHOOLなど、24組追加された。
KASABIANはNME GALLERYでライヴ写真を掲載。
LIAM GALLAGHERのアパレル・ブランドがいよいよ本格始動ということで、NME読者にプレゼントもある。
昨年大ブレイクを果たしたベテラン・バンド、ELBOWだが、9月のライヴ以降、ニュー・アルバム制作のためにしばらく姿を消すことを表明したようだ。
LIGHTSPEED CHAMPIONことDEV HAYNESは、パンクを題材にした「PUNK FICTION」という本に短篇小説を寄稿した。この本の売り上げの一部はTEENAGE CANCER TRUSTに寄付される。JOHNNY MARR、KELE OKELEKE、MAXIMO PARKのPAUL SMITHらも寄稿しているようだ。
毎週アーティストのゴシップを掲載している「GUTTER」というページでは、ネタ切れということで、ロック界の40のトリビアを掲載している。COLDPLAYのCHRIS MARTINのスクリーンセーバーはイルカであるとか、THE KILLERSのリハーサル室回廊には「最後の晩餐」の絵が掛っているとか、そういうネタの数々。
影響を受けた音楽について語る「MY MUSIC」のコーナーにはART BRUTのEDDIE ARGOS、「PETER ROBINSON VS」には1990SのJACKIE MCKEOWNが登場。
【RADAR】
LA出身、メンバー5人中4人が女性のDIYパンク・ポップ・バンド、MIKA MIKOを紹介。
他には、APES & ANDROIDS、KOKO VON NAPOO、77KLASH、バルティモラ・シーンのレポートなど。
【THE RAKES】
ベルリンの壁崩壊以前に使用されていたラジオ施設でニュー・アルバムを制作したTHE RAKES。とにかく現在のUKの音楽シーンから距離を置いたところで制作がしたかったようだ。記事ではユニークな屋内の様子なども公開されている。
【SILVERSUN PICKUPS】
SMASHING PUMPKINSと比較されたりグランジ・リヴァイヴァルの代表的バンドとして語られる人気上昇中のバンド。インタヴューでは、SMASHING PUMPKINSと類似していることを、自らネタにする余裕も見られる。
【THE PIRATE BAY】
現在、著作権侵害で訴えられているサイト、THE PIRATE BAYについての記事。サイト自体は著作権侵害を目的としておらず、あくまで利用者の自己責任、というのがサイト側の言い分。音楽データのネrット流通はもう止めることが出来ないレベルに来ており、取り締まる側もそれは分かってはいるが、何も手を打たないとそれを認めたことになるから、とりあえず表面的に対策は打っているという感じのようだ。ワーナー等の大手レコード会社は、音源で利益を出すことを断念し、ツアーやグッズの権利など全てを含む、いわゆる360度契約というものにシフトしているようだ。つまり、音源はどんどん聴いてもらってファンを増やし、ツアーやグッズで儲けるという方法。
【THE BIG PINK】
いま英国音楽界で最も注目を集めているといっても過言ではないTHE BIG PINK。NME AWARDでも無名ながらRADAR AWARDを受賞したりしている。歴史あるインディー・レーベル4ADと契約しているが、このレーベルの特色である耽美的な音楽性を継承している他、ATARI TEENAGE RIOT、KLAXONS、TV ON THE RADIOといった影響や人脈について掘り下げた記事。
THE BIG PINK - VELVET
【ALBUMS】
THE HORRORS - PRIMARY COLOURS...⑨
現在のところ、今年最大の問題作といってもいいTHE HORRORSの2枚目のアルバムが、予想通りの高評価。ファッションやスタイル先行のイメージが強いこのバンドだが、この作品はここ最近のインディー・ギター・バンドとは一段違ったステージという感じ。アートでゴシックな個性は1枚目の頃からあったが、当時はニュー・レイヴ全盛のカラフルで享楽的なシーンの中にあって、ユニークではあるがどこか時代の感性とズレている印象があった。バンドはレーベルを変え、音楽性をシーンの流行に合わせることなく、自分達のやりたい事を深く濃く追及していったような印象を受ける。プロデューサーは、PORTISHEADのGEOFF BARROW。NMEのレヴューでは、このアルバムをMY BLOODY VALENTINEの「LOVELESS」やTHE JESUS AND MARY CHAINの「PSYCHOCANDY」といった、ポップ音楽史にとって重要な歴史的名盤にも匹敵するという評価を下している。NME.COMでは先行試聴が出来た訳だが、とにかくこんなにもユニークで内容の濃い若手バンドの新譜は久しぶりに聴いたような気がする。年間ベスト・アルバム候補は間違いない。
THE HORRORS - SEA WITHIN A SEA
![]() | プライマリー・カラーズ
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PEACHES - I FEEL CREAM...⑦
セクシュアルな題材が多いオルタナ風味のディスコ・ポップという印象が強い女性アーティストだが、今回は以前に比べるとお下劣さは抑えられ、若干シリアスな内容になっているとのこと。
![]() | アイ・フィール・クリーム
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GALLOWS - GREY BRITAIN...⑥
人気のハードコア・パンク・バンドの、メジャー移籍第1弾。前作はNMEでも高く評価されていたが、今回は怒っているがハートが足りなくて不発、と手厳しい評価。
![]() | Grey Britain
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ESSER - BRAVEFACE...⑤
![]() | Braveface
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THE MACCABEES - WALL OF ARMS...⑧
人気ギター・ポップ・バンドの2作目。楽天的で陽気な前作から、今回はよりシニカルさと深みを増したと高評価。
![]() | Wall of Arms
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他には、SUN O)))が9点、SONIC BOOM SIX、BRITISH SEA POWER、THE DO、PINK MOUNTAIN TOPSが8点など。
【LIVE!】
YEAH YEAH YEAHS、KASMS、PJ HARVEY AND JOHN PARISH、COACHELLA 2009など。
【WHAT ROCK'N' ROLL HAS TAUGHT ME】
GRAHAM COXON
【NEXT WEEK】
THE NME FESTIVAL GUIDE。LILY ALLENなどをフィーチャーの予定。
























