先日の宇部ツアーについて書いていなかったことなど。
とある事情で半月ぐらいハロプロ関連の掲示板だとかファンサイトと疎遠になっていたのだが、聖地巡礼とかミュージカル観劇とかその間に溜まっていた瑣末事などを片付けて、久々にYahoo!掲示板を閲覧してみると、ここのコメント欄を閉じる前によくコメントを下さっていたさゆゆ氏の聖地巡礼ネタがあり、この偶然に驚いた。オレはこの聖地巡礼というイベントを、延べ3回行っているのだが、いずれもこのさゆゆ氏と近い日程に行っている。これがまた面白い。
つい先週敢行したばかりの第3回聖地巡礼については、当日中に文章を書き、動画を編集して貼り付けたのだが、色々と慌てていて駆け足になってしまった部分もある。ここでまだ記憶が鮮明なうちに、その思い出を追体験し、記しておきたい。道重さゆみを生み出した環境とはどのようなものだったのかを知る上で、少しでも手助けとなれれば幸いである。
前回、4月に行った第2回は初日午後からの暴風雨によって、活動時間そのものは短かった。それでも知りうる限りの情報を駆使して、回ったのだ。画像も撮ったのだが、持参していたノートパソコンが雨によって完全にダメになってしまったため、取り込めなかった。使用したデジカメが古いもので、Windows Vistaに対応していない。メーカーに問い合わせてみたが、どうしても無理ということだった。自宅でメインで使用しているパソコンのOSがWindows Vistaであるため、このときに撮った画像や動画はコンピューターに取り込むことができない。カメラで再生して見る以外にない。それでも、収穫は相当にあったのだ。帰宅して2日後の土曜日に「ヤングタウン土曜日」があったが、なぜかそこで道重さゆみの実家のことが話題になり、かなり詳しく話されていた。山口宇部空港にめっちゃ近いとか家の裏がすぐ海だとかその程度のことなのだが。この海というのは、以前に道重さゆみがクラゲを取って来てお母さんに見せた場所だと思われるし、もしかすると兄妹でパン食い競争をやったところかもしれない。Yahoo!の地図などを見ると、いまだに常盤海水浴場と記されているのだが、現在は海水浴はできない。道重さゆみが小学生の頃に泳げなくなったと話していたので、パン食い競争が行われていたのがここなのかどうかは定かではない。いずれにせよ、訪れておかなくてはならないポイントであることには違いない。ということで、近いうちに第3回があるであろうことは、この時点ですでに決まっていた。
6月のある休日に、大阪城公園で開かれる毎日放送のイベント、オーサカキングの開催を知った。昨年もこのイベントは開催されていて、そのラジオ公開録音とテレビ生放送には道重さゆみと光井愛佳が出演していた。オレはわざわざそれを見るために、実はかなりのリスクを冒して大阪まで行った。実物の道重さゆみを真正面から見るのはこれが初めての体験であり、オレはその美しさに感動していた。そして、この時間が永遠に続かないものだろうかと願った。それは同時にオレがいつしか失ってしまった理想やあるべき姿というものを再認識させ、それとその時点での自分自身があまりにもかけ離れていることを否応なく意識させ、たまらなく悲しくさせた。そして、それをきっかけとしてこの1年間の色々なことがあり、いまのところはそこそこうまくいっている。1年前からは想像もできないほどの現状がある。もちろんまだまだなのだが、そこに向かい始めたことの意味がとても大きい。そのまま死んでいった可能性だって大きいのだから。
それが人生で初めての大阪だったにもかかわらず、衝撃があまりに大きすぎたのと情報が著しく不足していたため、時間があればやろうと思っていた大阪観光は結局一切できずじまいだった。何せ大阪街歩きの基本であるキタとミナミという概念さえなく、新大阪駅を降りて適当に歩いていれば、あのグリコの看板だとかくいだおれ人形に出くわす程度に考えていたのだ。この1年間のスタート地点を確認することと今度こそ大阪観光をするために、大阪に行こうとは思っていた。観光ガイドを買って読んだり交通機関について調べるうちに、日本航空に先割というのがあって、1ヶ月前ぐらいに航空券を予約しておけば、実は新幹線よりも安いということを知った。何せ、親戚の冠婚葬祭とかがない限りは関東から出ることがなく、休みも遠くに出掛けるよりは街で遊んでいるほうが好きというオレにとって、この手の情報は本当に薄い。道重さゆみを知ったことによって、大阪とか山口とかに行ったり、その余波で会社のラスベガス旅行のメンバーに選抜されたり、ついに来月には13年ぶりに北海道の実家に帰ろうとしていたりと、驚くほどの行動力である。やはり人というのは本当に好きなもののためには、考えるよりもまず動いてしまうのだな、ということを強く実感させられる。ラスベガスと北海道については道重さゆみと直接的には関係がないが、それでも道重さゆみのことを知らなければありえなかったのではないかと思っている。
大阪の航空券を取ってしまったら、もう昨年と同様に翌週は宇部だろうと、もう興奮状態の脳は止まらなくなってしまい、数分後には日本航空のサイトで購入手続きをしてしまっていた。実は昨年の同じ週に道重さゆみは帰省していたっぽく、もしかして今年もそんなことはないだろうかなどという妄想も働いたのだが、後で考えるとその日は「シンデレラ the ミュージカル」の初日であり、そんなことがあるはずもない。そんな経緯で、いわゆる聖地巡礼の第3回は決まったわけである。
実は前2回はいずれも寝坊してしまい、ハラハラする場面があったのだが、今回は万全な策を練った。まず前の晩の11時半には布団に入ること、携帯のアラームを5分刻みに30分間分セットすることなどだ。その前週には大阪へ行くときに全く同じ方法でうまくいっていたため、自信はあった。ちゃんと予定していた朝4時30分に目覚め、奥さんと猫を起こさないようにして、前日に放送された「今夜もうさちゃんピース」をiPodにインポートした。空港に着いて、飛行機に乗るところまでは順調だったのだが、離陸する直前で乗客の中で急病人が出たとのことで、急遽引き返すことになった。結局のところ、約40分遅れての出発となった。今回は翌日の13時から会社に用事があり、それまでに帰らなければならない。その用事も当初は午前中だったのを無理を言って変更してもらったのだ。かなり厳しめなスケジュールになっている。
9時45分に山口宇部空港に着くと、快晴で相当暑い。昨年同時期の第1回は新幹線と宇部線で移動したのだが、着いたのが午後2時半ぐらいだった。酷く暑くて、コンビニでタオルを買ったが、拭いても拭いても汗が噴き出てきたという印象がある。草江駅の近くにあるローソンで九州と山口県でしか買えないアイスキャンディー、ブラックモンブランを買い食いする予定になっていたのだが、時間がないので急いで移動。道重さゆみがモーニング娘。加入前まで住んでいたと思われる地域は、この山口宇部空港から徒歩で約15分程度、前回は確信が持てなかったが、今回はほぼ特定できているので感慨もひとしおである。細い下り坂を下っていくと、海だった。ここがかつて常盤海水浴場だったところなのだろう。確かにその面影はあるが、現在は人が一人もいない。動画を撮ったりして、移動。周囲を歩いて、雰囲気を堪能する。それから、昨年訪れたファミリーレストラン、フラカッソ宇部東店で食事しようとしたのだが、どうやら午前11時まで開店しない。待っていても仕方がないので、お決まりのときわ公園に向けて歩いていった。公園内にも湖水レストランというのがあり、そこで食べてもいいかというのもあった。あまりに暑かったので、入り口手前のセブンイレブンに入った。店頭には山口県を住みやすさ日本一にしようというキャンペーン的なオレンジ色ののぼりが設置されていた。これは今回偶然目にしたセブンイレブンのどの店舗にも設置されていて、店内では山口県産の食材を使った商品も販売されていた。前回購入したタウン誌「YAMAGUCHI」やそれよりもやや大人向けな「トライアングル」が販売されていた。また、「Kyushu Walker」が販売されていたり、テレビ情報誌の番組表を見ると九州の放送局も併載されていたりと、文化圏的には広島などよりも九州に近いのかなと思った。アイスの冷凍庫を見ると、やはりブラックモンブランがあったが、他の銘柄よりも多めに入っていた。かなりの人気商品なのだろうか。確かにうまいのだが。
ときわ公園は時間に余裕があれば湖の周りを歩いたり彫刻をじっくり見たりレトロ風のアトラクションに乗ったりと、何時間でも楽しめそうなのだが、何せあまり時間がない。湖や遊園地の風景を動画に収める。路上をペリカンが歩いていて、子供が近付いても全然逃げたりしていなかった。子供とペリカンが一緒に歩いているアニメ画像を見たことがあったが、これをリアルで見られて少し感動した。遊園地にスーパーマリオとヨッシーの遊具があり、ヨッシーといえば道重さゆみお得意の物真似レパートリーであるため、記念撮影しておいた。
ここで時間をかなり短縮し、予定通りのスケジュールに近付いてきた。続いては、某進学教室を見に行くことにした。これは、以前、ある携帯サイトで道重さゆみが通っていたことがあると読んだことがあり、てっきり宇部新川駅前にある同名の教室のことだと思っていた。しかし、その後の情報収集により、どうやらそことは違う校舎である可能性が高まってきた。何せ、そこは宇部新川駅前だけかと思いきや、かなり手広くやっている大手の進学教室だったのだ。ソースとなったのは宇部市在住の一般人のブログコメント欄。どこどこの向かいの某進学教室にモー娘。の道重さゆみが通っていたらしい、とか書いてあった。たったそれだけなのだが、地図で見てみると道重さゆみが住んでいた所からは確かにこっちのほうが近いし、バスでも通いやすい。なぜかここに違いないという確信らしいものを得た。いったい何をバカなことをやっているのやら。さすがに歩き疲れたのでバスに乗って、2停留所先で下車、目印のファーストフードレストランは車内からもすぐに分かった。朝に自宅で菓子パンを食べて以来何も口にしていなかったので、とりあえずこのファーストフードレストランに入る。普段入りなれていなく、オーダーの勝手もよく分からなかったので、とりあえず店内ポップで推しているセットを頼んだのだが、これが形の異なったフライドチキン2本組みという普段のオレの食生活からするとかなり濃厚なもの。ジンジャーエールでなんとか流し込み、とりあえずお腹は満足した。携帯電話のワンセグ設定を替えると、ここでも九州の放送局が勝手に設定された。真向かいにあった進学教室の外観を撮影して退散した。
少し歩くと、前2回の巡礼時にも訪れた道重さゆみが通っていたと思われる幼稚園に到着。幸い夏休みらしく、関係者はいなかったので、不審者に疑われることもなく、ここでも外観を撮影した。翌日の飛行機の出発時刻が9時45分と割と早かったため、いまのうちにお土産を買っておこうとここから山口宇部空港まで歩く。といっても例によって今回の巡礼のことは一部熱狂的なオレファンの方々以外には内緒にしているため、地味に山口限定ふぐリラックマストラップなどを購入するにとどまった。前回の巡礼時に買わなかったことを後悔したよく分からない夏みかんのキャラクターのストラップだが、よく見るとボールペンしかなかったので、買わなかった。歩く気力が失せていたので、タクシーでフジグラン宇部へ直行。バッハ書店や食料品売り場などを軽く見る。ヨーヨーすくいなどのプチ縁日みたいなことを地味にやっていた。バッハ書店のCD売り場だが、モーニング娘。の仕切りはあるもいのの在庫が1枚も無いのはいただけない。2階のアミューズメントコーナーは、かつて道重さゆみがよくプリクラを撮っていたと噂される場所だ。そういえば以前流出した亀井絵里と撮ったプリクラに「フジに来てるよ」とかなんかそんなことが書いてあった気がする。亀井絵里が道重さゆみの実家に遊びにきたときに田舎すぎてやることがなく、プリクラばかり撮っていたとかいうエピソードもあったようだ。
バスに乗って宇部新川駅に到着。宇部で一番有名なラーメン屋さんで一久というところがあり、そこでぜひ食べてみようと思っていた。場所は、例の進学教室の向かい側にあったが、店の外にもれるとんこつスープの匂いがとにかく強烈だった。とんこつラーメンは嫌いではないのだが、濃厚すぎるのは実はちょっと苦手なのだ。それほどお腹もすいていなかったので、駅前あたりを散策してみることにした。前回は突風と豪雨に襲われ、傘がぶっ壊れたり着ているものがズブ濡れになったりした通りを、今回は余裕をかまして歩いた。宇部全日空ホテル前のジャズマンと猫の彫刻も撮影した。宇部市はとにかく彫刻に力を入れているようで、ときわ公園内だけでなく、街の中にもあちこちに彫刻がある。ホテルのチェックインまで少しあったので、前回も訪れた総合リサイクルショップ、マンガ倉庫宇部店とTSUTAYAを見る。TSUTAYAではモーニング娘。の「シングル大全集」DVDが第3位にランクインして、ちゃんとPOPも付いていた。近くのローソンでブラックモンブランとカシスオレンジを買い、恥ずかしげもなく路上で飲食。そんなこんなで午後3時半ぐらいに琴芝のビジネスホテル宇部にチェックインした。前回はすぐ近くに別のホテルがあったのだが、そこはもう閉館していた。厳しそうだ。
エアコンの効いた部屋で1時間ほど休憩の後、着替えや充電器や雑誌類を置いて軽くなった荷物を持って再出発。やはりこれは外せないだろうということで、JR宇部線新山口行きに乗車。常盤駅で下車し、駅周辺を撮影した後、フラカッソ宇部東店で食事をすることにした。隣にあった浜勝とどちらにしようか迷ったのだが、結局フラカッソのほうにして、明太子いくらスパゲティーを食べ、グラスビールを飲んだ。それからまた午前中に行った海へ行ってみた。下り坂のところで何か動く物体があり、何かと思って逃げた方を見てみると、排水溝のようなところに小さなカニが何匹もいた。カメラを向けると、素早く横歩きで逃げて行った。また、砂浜に潜って行くのも見た。ところどころに空いている穴はおそらくカニが潜った跡だったのだろう。他にもトンボがたくさん飛んでいたり、あちこちに色々な種類のバッタ類がいたりして、幼少期を田舎で過ごしたオレはかなり懐かしくなった。この辺りの線路の上を通る道のガードレールにはいくつもの蜘蛛の巣があって、小さな虫がそれにかかったりしていた。道重さゆみはこういう周りにたくさん虫がいる環境で育ったのだ。「今夜もうさちゃんピース」で虫の話題が多いのもよく分かる。それにしても、「今夜もうさちゃんピース」で言っていたカエルをぺたぺた触っていたというのは何度思い出しても可愛いし、その後に言っていた蟻とかを手で潰していたというのはたまらない。
この辺りで仕事関係者からよく分からん電話が入り、対処しながら去年と同じ道を歩く。つまり宇部山口空港のところを右折してフジグラン宇部方面へ。この聖地巡礼の主な目的というのは、対象であるアイドルが過ごしていた環境をいかにヴィヴィッドに追体験するかというものであり、一般人から見ると何をやっているのかさっぱり分からないと思うのだが、つまりそういうものなのだ。で、やはりそう頻繁に来られるものでもないので、朝、昼、夜とそれぞれの時間帯を体感しておきたいという発想になる。この辺りは夜になると早いうちに暗くなるという健全性がある。もちろんコンビニエンスストアは24時間営業しているし、フラカッソ宇部東店なども午前2時まで営業していたりするのだが、一般の住宅しかない所などはかなり早いうちに暗くなる。宇部岬駅から宇部線に乗って、最後に夜の常盤駅周辺を体感して帰ろうと思ったのだが、どうやら道に迷ってしまったようで大笑いである。地図はホテルに置いてきてしまった上に、東京のようにそこかしこに地図が設置されていたりもしない。辺りは真っ暗だしいよいよ怖くなってきたのだが、少しでも光が多いほうを目指して1時間ぐらい歩いていたら、何とか駅に着いた。
常盤駅に着いたらキップ入れにバッタのような虫が止まっていたので、撮影した。ホテルがある琴芝のほうへ戻る電車が1時間半ぐらい無い。そこで自力で歩いて宇部岬駅までたどり着くというイベントを発生させてみた。要は昼間にバスで移動した常盤公園入り口から恩田あたりまで行き、そこから左折していけば宇部岬のほうへ行けるはずなのだ。ブックオフとか例のファーストフードレストランとかいくつかの目印は頭に入っていた。しかし、案の定曲がる場所が分からなくなった。で、また迷って適当に歩いていたら山口宇部空港が見えてきたので、近くの草江駅から宇部線に乗って帰ることにした。時間があったので、朝寄る予定だったローソンでマンゴースイーツみたいなのを買って食べた。オレはフジテレビで放送している「爆笑レッドカーペット」などという俗っぽい番組が好きで、その放送時刻になったので携帯のワンセグで見ようとしたのだが、放送している局が分からない。ローソンの雑誌コーナーで番組表をチェックしたら、どうやら山口県の放送局ではどこでもやっていない。九州の放送局で放送していたが、そこの電波は携帯が受信できなかった。宇部線に乗って、琴芝に着いた。この近くにデイリープラネットというインターネットカフェがあることを知っていたので、ブログの書き起こしだとか「こんうさピー」聴きながら感想書いたりしようかとも思っていたのだが、あまりにも疲れたのでそのままホテルに戻ることにする。
近くのセブンイレブンで缶チューハイとか菓子パンとか缶コーヒーとかそばとかブラックモンブランとかを買う。ここで、やはりせっかく来たのだから一久でラーメンを食べておくべきではないかという考えがまたしても起こってきた。確かにあのときはあまりお腹がすいていなかったから、いまならば食べたいと感じるかもしれない。と思い、宇部新川まで歩いた。途中、酔っ払った若者が路上で大の字になって寝転んだり吐きまくったり男女で写メールを撮ったりしていて、なぜだか若いっていいな、と感傷的になった。宇部全日空ホテルの前でギターを弾きながら絶唱している若者もいた。一久の前に着いた。しかし、やはりオレにはちょっとばかり匂いがキツすぎると思い、結局引き返した。確かに美味しいのだろう。店の中はほぼ満員に見えた。ホテルに帰って風呂に入って、そばを食べたり缶チューハイを飲んだりして、ワンセグのテレビをつけながら寝た。何週間も前の「爆笑レッドカーペット」を深夜に放送していた。
予定よりも早く目を覚ましたので、iPodにスピーカーを接続して「今夜もうさちゃんピース」を聴こうかとも思ったのだが、数秒間聴いた段階で、やはりこれはちゃんとした状況で聴かなくてはもったいないと思い、停止した。最近、聴きながら特記すべき内容をメモし、後で感想としてまとめるというのがこの番組を聴くパターンになっている。先週、あまりに忙しかったので移動中に聴いたのだが、結局まとめるためにもう一度聴き直す結果になった。
琴芝駅から宇部線に乗るが、なぜか宇部岬止まり。下車してホームから風景を撮影し、その後に来た列車に乗って常盤駅で下車。朝の周辺を歩き、昨年を思い出したりもする。改札に前2回の巡礼時にもいたメガネをかけた小柄のおじいさんがいた。前日はいなかったので、心配していたのだが。おそらく気のせいだが、何となく覚えられているのではないかという気もした。朝の爽やかな空気の中を歩いた。道重さゆみが住んでいたと思われる辺りから道路を挟んだ向かい側、親戚なのではないかといわれている同姓の医院を確認する。看板はあるのだが、いまはもう開いてはいないようだ。その近くに踏み切りがあるのだが、中学生時代、自転車通学中にぶつかった電柱とはここのことなのだろうかと思いを馳せたりもしてみた。おそらく違う気がするが。山口宇部空港内のCOCO'Sで焼鮭朝食を食べ、9時45分の羽田行きに乗った。道重さゆみが生まれ育った環境を追体験することによる感動はかけがえのないものだったが、それだけに道重さゆみ本人の不在という事実が浮き彫りになり、そういえば新宿コマ劇場に行けば会えるじゃないかということで、東京に戻って会社での用事を済ませてから新宿へと向かったのである。
宇部はあくまで道重さゆみの故郷であり、オレには何の関係もない。しかし、ここを訪れることで思い出したことはたくさんある。それは田舎の風景や匂いであったり、家族と過ごした幼い日々の記憶だったり、もしかするとオレにとってあったかもしれないもうひとつの現在であったりした。そして、オレはその根源的な価値観からもう一度オレ自身の生というものを捉え直してみようと思ったのだ。そして、ついに来月、ずっと避け続けてきた親であったり過去であったりと対面し、これから死ぬまでの人生についての腹を決めるのだという結論に達した。道重さゆみというアイドルに出会わなければありえなかったことだ。本当にありがたい。うさちゃんピース。
↓このときに撮った動画を編集してまとめたもの(この間のと同じ)
宇部動画まとめ
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