ヤングタウン土曜日1月19日放送分より。
オープニングトークでは、昨年末に離婚したココリコの遠藤章造と千秋の話題の流れで、明石家さんまが恋人との別れについて、ヤン土娘の高橋愛と道重さゆみに質問していく。以下は、道重さゆみに質問された部分の大雑把な書き起こし。
さんま「道重もそうや、親方もなぁ。色々あるやろ、お前も。お前もやっぱり我が強いから、なぁ、もう『ちょっと自分がふられるなんて信じられない』っていうところやろう」
さゆみ「でも、さゆみ、あの、好きになったりとかそういうお付き合いしたりとかはしたことないんですけど、でも、そのなんか、幼稚園の頃の話なんですけど...」
さんま「そんな話ええわ」
ショージ「もうちょっと上ないんか。小学生、せめて」
さゆみ「はい。小2の話...」
ショージ「小2やったらまだ分かる、なんとなく」
さゆみ「小2だったら話聞いてもらえますか?」
さんま「分からへん、分からへん。ないのかお前、もうちょっと成熟した時のやつは?」
ショージ「そんなんは恋愛の対象にならないもん。小学生、中学生って」
さゆみ「じゃあ話すことがないです」
さんま「あるわ」
ショージ「作れ」
さんま「作れ」
さゆみ「作っていいんですか?」
さんま「すごい不倫してたみたいなこと言え。ドロドロの不倫してたとか」
さゆみ「作り話ですか?」
さんま「会社の会長と不倫してたとか言え」
愛「無いです、そんなこと。無いです」
さんま「衝撃的な」
ショージ「校長先生に口説かれてたとか」
さんま「そっちの方がドーンと盛り上がるよ。校長先生と不倫してたとか」
愛「無いです」
さんま「あることにして作れ」
愛「あきません。ダメです」
ショージ「PTAの会長とちょっと危ない線までいきかけたとか」
愛「ダメです」
さゆみ「無いです」
さんま「でもお前はふられたこと無いのやろ、まだ、人生、そしたら」
さゆみ「そうですね。はい、無いです。無いです、無いです」
さんま「そやろ。恋愛してないねんもんな」
さゆみ「はい」
さんま「泣いたことはないんだ、あの、ふられて」
さゆみ「あ、でもそうやってなんか男の子に、小学生の時にいじめられて、なんか悲しくて泣くとかはあるけど」
ショージ「なんでいじめられたの」
さゆみ「え、なんか...」
愛「男の子ってそうやよね」
さゆみ「ちょびヒゲ、ちょびヒゲとか言われたりとか」
ショージ「え?ちょびヒゲ?」
さんま「なんなの?ちょびヒゲ言って泣くの?」
さゆみ「道重で『げ』が汚いみたいな感じで、『げ』っていうなんかその響きが汚い...」
さんま「みちしゲッとか言うの」
さゆみ「だからずっとみちし原人て呼ばれてて、昔から。その『げ』ですごいいじめられてて、すごい悲しくて、それでよく泣いてました」
さんま「それで、ちょびヒゲー、道重、ちょびヒゲー」
さゆみ「すごい言われてました。みちし原人が来たーみたいな」
さんま「ええやないか、それ」
さゆみ「やでした、やでした。ほんとにやでした」
愛「やだよねー」
さんま「みちし原人が来たぞー。隠れろーとか言うて」
さゆみ「そう、そうなんです」
ショージ「ノリは無かった?」
さゆみ「何もやんないです」
さんま「縄文式の土器やで~とか」
ショージ「そんなのやったらお前、逆にいじめられへんかったりするんやぞ」
さゆみ「そうなんですよね」
ショージ「ヒーローなってたねんて、逆に」
さんま「ウエーンて泣いてたん?」
さゆみ「その場では何もしゃべんないんですけど、後々なんか悲しいなと思って」
さんま「みちし原人て言われるのが?」
さゆみ「はい。すごいやでした」
さんま「あー」
さゆみ「ほんとにやでした」
さんま「ま、そんなたいしたことない。好きやからいじめんのやけどね。あのー、ちっちゃい時は。道重なんか小学校の頃モテた顔やからな、お前。かわいらしいお嬢様顔やから」
ショージ「スカートとかよくめくられたやろ」
さゆみ「ありましたね」
愛「流行ってた」
さんま「そういう時どうしたん、もう?めくってもええパンツはいてくのやろ?」
さゆみ「えー、そんなキャーってなってました。やめてやめてーみたいになってました」
さんま「あー、せやろ。そこでお前、なんかめくって引くようなパンツはいていったらええんや、一日ぐらい」
ショージ「それかはいてないかね。『うわー、はいてない。あいつのめくんなよ、はいてないから』」
さんま「そういうのあんねん」
さゆみ「できないですよ」
さんま「目には目をや、それは。いつもめくる奴の名前を書いとくとかな」
さゆみ「それは仰天ですね」
さんまが恋愛話を聞き出そうとしているのだが、いつしか小学生の頃の話にすり替わっている。この部分は完全に道重さゆみがリードする形で話題が転がっていった。この小学生時代のエピソードは、以前「今夜はうさちゃんピース」でも話されたことがあるが、他にも体育が苦手で運動会の練習が嫌で嫌で仕方がなかったとか、友達はいなくて学校が終わったらすぐに家に帰ってお菓子とかを食べていたとか、通学途中にダンゴムシを拾って教室の机の引き出しで飼っていたなどが有名である。この時期の経験が道重さゆみの性格形成に大きく影響していることは想像に難くなく、初期に見られた「よし、今日もかわいいぞ」などのナルシストぶりが実は自信の無さの裏返しだったり、よく分からない理由で男子から理不尽にいじめられた経験が、男子的メンタリティーへの免疫の無さにつながっていると予想できる。「笑顔YESヌード」発売時に出演した「おはスタ」において、ハンカチ王子の扮装をした若手お笑い芸人が唐突に道重さゆみに「道重、キャッチボールしようぜ!」などと言ってくる場面があったが、露骨に嫌な顔をして「ボール無いです」などと言っていたのを思い出す。
その後、「前略のコーナー」で、リスナーからの先日放送された「ハロモニ@」の中で高橋愛が土井たか子と田中真紀子の物真似を披露していたことについての投稿が読まれる。同じ回の放送で道重さゆみが「マリオカート」に出てくるヨッシーの物真似をしていたことにもふれ、さんまが子供が小さい頃にNintendo64の「マリオカート」を一緒にやったという話などで、なんとなく和む。そして、道重さゆみに骨格が似ている人の物真似をすればいいとアドバイス。骨格が似ているのは誰や?という話になり、結局親方だとか内山君だとかという流れになり、さんまは道重さゆみに内山信二の物真似を強要。以前は嫌がって気持ちが沈み、元気が無くなっていたネタだが、「お腹いっぱいっすよ~。もう食べられないっすよ~」などと難なくこなし、さんまから「いける」などと言われていた。
以前、道重さゆみがさんまから親方だとか内山君だとか言われはじめた頃、オレは某スレッドにいた多くのファン達と同じように心を痛めたのだが、それはその言われた内容に対してではなく、そのことに心が折れて元気が無くなっている道重さゆみがかわいそうで仕方が無かったからなのだ。こういう弄りに耐えてまでこの番組に出演し続けるメリットがあるのかという議論さえ、熱く交わされていたものだ。しかし、これを乗り越え、この放送で内山君の物真似を軽くやってのけた道重さゆみの成長に、また感動した。
イメージとのギャップについてのトークがあり、ここでもさんまと道重さゆみのやり取りがあったのだが、一部大雑把に書き起こしてみる。
さんま「お前らも、道重もこう見えて、何も知りません知りませんって言うとるけど、ほんとは違うかわからへんねん」
さゆみ「いやいやいや」
さんま「何回騙されてきた、オレは?」
さゆみ「大丈夫です」
さんま「大丈夫じゃないねん」
さゆみ「ほんとです」
まあこれだけなのだが、この後でさんまは加藤紀子や千秋など、過去にさんまに対しては清純ぶっていた女性タレントが実は内緒で男性と付き合っていて、その度にショックを受け、それからあらゆる女性タレントに疑いを持ち、言いたくもないシモネタを自分から言うようになったのだというネタ半分本音半分の告白をする。ここで注目したいのは、この手のネタに関しては、道重さゆみは否定の一点張りであり、さんまはもはやしつこく追及することすらせず、他のタレントの話に移っているということである。さんまは基本的に古い時代の人間である為、どんなに日頃品性下劣な行動や言動をとっていようと、古典的な清純派アイドルに対する幻想のようなものを抱いているように思われる。道重さゆみのことを親方だの内山君だの言いながらも、かわいいことを認める発言はほぼ毎週あり、今週も「かわいらしいお嬢様顔」などと言っている。道重さゆみが象徴する恋愛経験なし、男性に興味が無いというキャラクターは、まさしく一昔前のアイドルの理想像であり、これを信じようとするファンと演じようとする道重さゆみファンとの間は今のところ幸福な蜜月関係にあると言っていいだろう。
「リスナーを癒せません」のコーナーはどんどんセリフを読むのがうまくなっていて、さんまからの絶賛を浴びている。当初、オレを含めた大半のファンはこのコーナーに否定的な見解を持っていたように思う。お笑い芸人が若いアイドルにいやらしいセリフを無理矢理言わせて嫌がったり照れたりする様を楽しむというセクハラ的な構図。しかし、ここ最近の道重さゆみは楽しむようにこのコーナーの課題をクリアーしていて、さんまが合格を出しつつも更に高いレベルに挑戦させる場面などもある。道重さゆみが象徴するかわいいキャラクターとこのコーナーのコンセプトであるセクハラ的エロは本来まったく相容れないものである。しかし、このコーナーでの道重さゆみは、かわいくてエロいのだ。今週はさんまが「お前のファンも喜んどるわ。お前のキャラクターにも合ってるし」などと言っていたが、まさにそういうことなのだ。道重さゆみはこの「ヤングタウン土曜日」で長く続いているらしいコーナーすらも、自分のキャラクターで楽しくやるということを実現してしまったのだ。これはある意味すごいことだと思う。
最後に、この日の放送では、もう一つ某スレッドなどで話題になっている箇所があった。それは芸人が生み出す流行語の多くが一般人が言った何気ない一言などが元になっているというような話題の時。明石家さんまの1980年代の持ちギャグの一つに「いらっしゃいまほー」というのがある。当時は「オレたちひょうきん族」などでナンセンス的に流通していたのだが、一般女性や子供までもがこのギャグを真似することに罪悪感を感じ、さんまはこのギャグをあまり長くは使わなかったという。それには理由があり、実はこのギャグの由来はものすごいシモネタだったというのだ。要はすごくサービスのいい風俗店があり、たいへん繁盛している。多数の客をさばく為に、店の女性が「いらっしゃいませ」を言い終える前に客の性器を口の中に含む。その為、いらっしゃいませー」と言っているのが「いらっしゃいまほー」と聞こえてしまう。そういう楽屋トークが、そのままギャグになっていたらしい。さんまは当時はこの由来については一切話していないと言っていたが、オレは「笑っていとも」でのタモリとの絡みなどを見て、薄々感づいてはいた。
この話題をこの日の放送でしていた。初めはシモネタっぽいとは何となく気づいていながらも正確に意味は理解していなかったように思える高橋愛と道重さゆみだが、最終的にはおそらくさんまが身振り手振りを加えて説明したのだろう。一瞬の沈黙の後、道重さゆみは「あー、なるほど。意図がやっと分かりました。それは確かに説明できないですね」と反応している。これをめぐって、関連スレッドではさまざまな意見が交わされていた。
いくら道重さゆみであっても、普通の18歳の女の子がこういうことを知らないと想像するのは、あまりにも夢見がちに過ぎると思われる。アンチの方々がネタだと思っている大半のことはオレにとっては本気な場合が多いのだが、こればかりは理解していないことにしたいとは思わない。むしろ、こういうことは当然全部分かっていて、興味もありながらも、あえて現在のキャラクターを自らの思想なり価値観に基づいて選択していることこそが道重さゆみが奇蹟たる所以であり、それゆえに唯一無比な存在であり続けているのだと思うのである。
私事だが、最近身の周りのリアル女性の不倫なり恋愛なりの相談を受ける機会があるのだが、ありきたりな見解やらアドバイスやらを得意そうに話してはみるものの、内心では疎外感やら厭世感やらでメンタル的に健康ではない状態に陥りがちなことが多い。やたらと精神的なことは言っているのだが、客観的に見ると肉欲の奴隷になっているとしか思えず、それをきれいな言葉で美化して陶酔したりしているような様な場合が多く、それはオレが今日の性愛至上主義的なさまざな表現や世相に覚える不快感と同様のものでもある。オレが道重さゆみのラジオを聴いたりして救われている状態というのはやはり相当特殊なのだろうと思うし、いつまでもこのままではいけないのだというふうにも思う。という訳で、近々このブログをリニューアルすることになると思います。
おやさゆみんノシ
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