たとえばゲームにおいて難易度の高い局面は、クリアーすることが難しいが、そのレベルを攻略した時の快感がたまらない。そして、確実に能力がアップしている。けしてルール違反をしてはいけない。一時的な帳尻合わせや体のいい免罪符のためにもけしてやってはいけない。その時点で価値は永久に奪われる。また、悲壮感に酔いしれ、出鱈目のロジックによって何も知らないいたいけな人々を欺いたり、他人を不幸の巻き添えにしようとすることもけしてないように、細心の注意を払うべきである。けしてブレない強い信念が必要だ。
引き続き、降りかかる難局は己をより強く美しく高めるために、神が与えてくれたレッスンだと思うのだ。幻想の丸の内ガールや茶屋町ベイビーらに対し、したり顔でこんなことを言っているけれども、それは自分自身に言い聞かせていることでもあるのだ。などと、けして同情を買おうとしてわざわざこのようなことを書いているのではない。そのような状況でも前を真っ直ぐに見据えて、胸を張って歩いていく貴女方は本当に美しいといわざるをえない。告白するが、私はつい先日、本当にくだらないことで冷静さを失い、負の感情を外に出してしまった。本当によくないと思う。私自身は自業自得なので別に構わないのだが、私を信じてくれている方々の価値をも貶めてしまったようで、それがたまらなく悔しい。しかし、もう終わった。気持ちは切り換えた。なぜそのようなことになったのか。今後2度とそうしないためにはどうすればいいのか、これをとことんまで考え、当面の答は出た。だから、これでいってみる。
立場や権限はどうあれ、常に憐みの心を持って接することが出来る強さを獲得しなければならない。
しかし、楽しいことはその何倍もある。だからやっていられる。その核(コア)となるべき部分が悲鳴をあげそうだとしても、毎日真剣であれば、なるようになるのだ。いや、いい意味で。
というわけで、本日もマゾヒスティックなまでの断崖チキンレースの様相を呈しているのだが、もちのろん、こんなオレってカッケーというパーソナリティー障害スレスレの極度な自己愛が支えてくれていることはいうまでもない。あとは、新田恵利ちゃんもかつて歌っていたように、ロマンスはサーカスだよな、やっぱり。好きでメンタルをこじらせがちな秋だからこそ、尚のことである。何のことなんだぜ。
そんな日々の泡立ちの最中、仕事場の事務所で打ち合わせをしていると、携帯電話機に1通のメールが着信した。とにかく私の携帯電話機にはメール着信がいろいろなところからあり、仕事関係だったりメールマガジン系だったりプライベートだったりさまざまなのだが、嬉しいものと憂鬱なものがある、やはり。そして、そういう仕事をしている平日の午後とかに届くものというのは、過去の経験上、わりとどうでもいいものが多いのだ。そして、会話は続けながら画面確認して、保護するか削除するかの処理をするだけ。しかし、このメールは違った。思わず、会話が止まった。件名は「当選:モーニング娘。」。
モーニング娘。のシングルCDは、ここ最近はiTunesで購入することが多い。オリコンのランキングに反映されないので、ファンとしてはあまりよくないのかもしれないが、とにかく他の洋楽とかでもほぼ完全にダウンロード購入が定着してしまい、CDを買うという習慣が本当に無くなってしまった。値段も高いし、何よりも場所を取るのが嫌。どうせ買ってもすぐにiTunesに取り込んで、それ以降はCDケースを手にすることすらないのだ。「しょうがない 夢追い人」の時は、オリコン1位が獲れそうだったので、祭りに参加する感覚でCDを買った。また、最近のモーニング娘。のシングルCDといえば、イベント応募券がついていて、シリアル番号を携帯電話から送って抽選に参加するシステムになっている。これに当選したいがために、同じCDを何枚も買う熱心なファンが多数いることも知っている。しかし、そういうのはだいたいが土日祝であり、私は決まって仕事があるので、たとえ当たったとしてもどうせ参加することができない。今回の「気まぐれプリンセス」はイベントが平日、しかも私が仕事場に行かなくてもいい日だったため、どうせ当たるはずはないと思ったが、悔いが残らないように1枚だけAmazonで買って応募した。そしたら、当たった。天国からのプレゼントだろうか。ちゃんと見ていてくれたのだ。
東京もすっかり寒くなってきた。比較的天気がよかった先週の旭川よりも寒いのではないだろうか。片づけなくてはならない用件が多少あったため、午後から逆方向へ行き、移動中も必要な技術を習得するための勉強と、けして快適ではないが刺激的な日々が続いている。移動や待機時間を含めた夜の数時間を会場の品川ステラボールで過ごすためには、なんとか予定を圧縮して済ませなくてはならない。先々週、原宿アメーバスタジオの公開放送で、生の道重さゆみを久しぶりに見た。それからわずか半月で、また再会できるとは。イベント内容はよく知らなかったのだが、とりあえず会場がライヴハウスということで、パフォーマンスはあるのだろう。私はモーニング娘。やハロー!プロジェクトのコンサートが開催される土日祝はつねに仕事が入っているため、いままでに参加したことが一度もない。パフォーマンスを見たことといえば、「シンデレラ THE ミュージカル」の中ぐらいだが、あれは着席して見なければならない決まりであったため、コンサートとは随分と雰囲気が違うらしい。私のブログをご愛読くださっている何名もの方々から、無理をしてでもコンサートに参加するよう誘っていただいている。特に、私が最も好きなハロプロ系ブロガーである某田中れいなのファンの方などは、わざわざブログの記事1つを使って、私を今週末、11月15日の広島でのコンサートに誘ってくださっている。広島といえば、道重さゆみの名言、「死なないでください」が生まれた地である。とてもありがたいのだが、本当に申し訳ない。やはり、私にとってのメインの戦場、というかゲーム盤を犠牲にすることはできないし、これをやることによって、現在の応援スタンスが根本から崩れ落ちる気がしてならないのだ。
高校3年の冬、大学受験のために品川プリンスホテルに泊っていた。旭川空港から飛行機で羽田空港に着いて、そこからモノレールと山手線で品川駅に着いたのだが、駅前でインチキくさい大学生風に捕まった。レストランだとかリゾートだとかのクーポン券が綴りになっているようなものを、5千円で売りつけてきた。明らかに自分には必要がないものなのだが、こういう勧誘のようなものに、旭川では遭ったことがなく、免疫もなく、断る方法も知らなかった。それで、いらないことは分かり切っているのに、買ってしまった。しかも、親から預かった大切なお金で。東京は怖い所だ。ホテルにチェックインしてすぐに、悔しくて破り捨てた。そんな思い出の街、品川。そのプリンスホテル付近がウィングなる商業施設になっているのは当時と変わっていない。マクドナルドも当時からあった。その頃はすぐ近くにTVモニターが何台も設置されていて、洋楽のプロモーションヴィデオが流れていたりした。18歳の私は佐野元春の「悲しきRADIO」なんかを脳内再生しながら、東京の大学入学後の都会の気ままな生活なんていうものの妄想に酔いしれたものだ。ホテル内の書店で村上春樹が訳したレイモンド・カーヴァーだとかスコット・フィッツジェラルドだとかの本を買ったのも覚えている。東京で生活を始めてから何度かは、ガールフレンドと食事に訪れたことがある。また、数年前に東京ディズニーランドに遊びに来た名古屋の弟一家と両親とで会い、食事をした。夏の高校野球で駒大苫小牧が優勝した、ちょうどその日だった。日曜日で、私はスーツ姿で品川のホテルへ行った。その頃は嫁との関係が最悪で、ほとんど家に帰っていなかった。食事中にくだらないことで父の機嫌を損ねてしまい、父は1人で先にホテルの部屋へ戻った。私と嫁はその場では何の問題もないふうを装っていたが、食事が終わってから、嫁だけが電車で家に帰り、私は別の場所へ泊り、翌朝、そこから仕事へ行った。
品川プリンスホテルの手前にあるホテルと飲食店の一帯は営業されていなく、横断歩道を渡って近くで見てみると、破産して差し押さえられていた。一方、品川プリンスホテルの方は、エプソンの水族館やらよしもとの劇場やらも出来ていて、かなり盛り上がっているように見えた。今回の会場であるステラボールというライヴハウスも、その一帯にある。近くのくまざわ書店で本を買い、会場近くに行くと、すでに長蛇の列ができていた。割と小洒落た雰囲気がある周囲とのミスマッチ感覚がなかなか面白いのだが、係員の方に聞くと、ここに並んでいるのはグッズを買う人達で、会場入口はもっと奥の方だということ。数分間並んで、携帯電話機に保存された当選メールとCDに封入されていた応募券を見せて、入場。ここで指定席の番号が入った入場券と引き換えになるのだが、早い者順で良い席が当たるわけではなく、シャッフルされている。私の座席は2階席であった。モーニング娘。のコンサートにおいてはファミリー席というのに当たるらしく、着席のまま応援しなくてはいけないようだった。
開演まで本を読んですごした。両隣の方はいわゆるヲタTと呼ばれるメンバーのカラーがついたTシャツに着替え、サイリウムも用意している。会場時にアンケートが配られたが、そこには何曲かの曲目が書いてあり、その中から歌ってほしい3曲の印をつけて投票するようになっていた。集計した結果のBEST3をモーニング娘。がパフォーマンスするらしい。有名曲からコンサートではあまり聴けない曲まで、面白い選曲だった。私は「レインボーピンク」「泣き虫」「恋は発想 Do The Hustle!」に投票したのだが、いずれもパフォーマンスされなかった。「レインボーピンク」は、司会のタイムマシーン3号のデブじゃない方(ご自分でこう自己紹介されていた)が紹介した時にはファンの歓声が最も多く、もしかするとと思ったのだが、結局無かった。
場内にはなぜかMUSEのアルバムが鳴り響いている。開演時間になり、舞台が暗くなる。リンリン、ジュンジュン、光井愛佳、久住小春、田中れいな、亀井絵里、道重さゆみ、新垣里沙、高橋愛の順番で名前がコールされ、1人ずつ登場。亀井絵里と道重さゆみの順序がいつもとは逆ではないだろうか。そして、「気まぐれプリンセス」に突入。すごい。1階席のファンの人達の色々なカラーのサイリウムがきれいである。掛け声やジャンプ、そして、立って踊ることが出来ない2階席のファンも振りコピのようなものを着席したままでやっている。この祝祭感覚ともいうべきノリに圧倒された。うまくノレない自分にバツの悪さを感じたのだが、とりあえず手拍子ぐらいにして、パフォーマンスに注目した。当然、道重さゆみを中心に追うのだが、一生懸命なダンススタンスがいかにもらしくて感動を覚えた。あっという間に曲が終わった。いや、この雰囲気はすごい。もっと特殊な閉塞的な雰囲気を勝手に想像していたのだが、実にスポーツ感覚で爽やかな感じだ。サイリウムを持ってヲタT着て一緒に踊れないことを悔やみすらした。
アンケート結果からの3曲を歌う「気まぐれリクエスト」に入るが、この発表場面も盛り上がるのだが、メンバーも事前に何を歌うかを知らないので、歌詞カードのようなものをもらって、その場でフォーメーションを打ち合わせするなどというレアな場面も見ることができる。第6期メンバーの3人はなんだかいつも一緒にいる。誰かがつっこみどころのあることを言うと、道重さゆみがつねにつっこんでいる。田中れいなが楽しそうだ。3位の曲は不勉強のためさっぱり知らない曲だったのだが、ひじょうに盛り上がった。第2位は「恋ING」、これはコンサートDVDなどで何度か見たことがある。そして、第1位は道重さゆみが予想した通り、「シャニムニパラダイス」。「踊りたいの~」と言っていた希望が適った。ロボットダンスのようなユニークな振り付けも堪能でき、大いに盛り上がった。司会のタイムマシーン3号の人に、リンリンの振りが間違っていたんじゃないかとつっこまれると、「中国ヴァージョンです」などと言っていたが、ジュンジュンに否定された。亀井絵里が何か言った一言が田中れいなのツボに入り笑い転げるという場面も目撃された。
続いては、「お姫様を笑わせろ」なるコーナーで、笑顔を忘れてしまったお姫様という体の田中れいなを、他のメンバーが物ボケで笑わせるというバラエティー企画。変な鳥のオモチャみたいなので変な声が出るやつがあって、光井愛佳がそれを鳴らしただけで田中れいなが大爆笑してしまうが、「愛想笑いです」と言い張る。道重さゆみは、そのオモチャの声を鳴らした後で、「これは誰の声?保田圭」というヤンタンでおなじみのネタを披露するが、田中れいなから「保田さんの名前を出したけん」という理由で却下されていた。2度目のターンでは、人形を寝かせて、大きなブラシを手に「♪仕上げはお母さ~ん 歯を磨きましょう」とやって見事クリアー。亀井絵里の笑いは、タイムマシーン3号の人が「何年も(お笑いを)やってるけどシュールすぎて分かりません」と評したように、かなりぶっ飛んでいる。また、亀井絵里が何かを言うたびにファンが「えー」と声を合わせて言うのだが、あれはお約束事なのだろうか。高橋愛がハリー・ポッターネタ、新垣里沙が変なカツラをかぶってヘリウムガスで声を変えて田中れいなの母です、などのネタでクリアーする中、ジュンジュンが最後まで残り、罰として後片付けをさせられていた。
その後、「みかん」と再度「気まぐれプリンセス」のパフォーマンスがあって、イベントは終了した。道重さゆみが歌う生の「♪お~んなじ~こ~とじゃ~ん」が聴けて、大満足である。それにしても、サイリウムを振りながら「みかん」に合わせて手を上げたり下したり、同じところでかけ声を合わせたり、踊ったりジャンプしたり、実に楽しそうである。これは1度ハマったら抜け出せないというのも分かる。また、このモーニング娘。というパフォーマンスグループは、キュートというコンセプトと卓越したダンススキルの両立という面で、ワールドワイドな視点で見ても、かなりユニークな存在なのではないかとも思った。このファンと共に創り上げる祝祭的空間も込みのパッケージで、これはかなり面白い。ぜひとも本格的にフルで体験してみたいものだという欲望がないわけではない。